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» 2010年05月19日 19時00分 UPDATE

写真で解説する「P-04B」

PRIMEシリーズのVIERAケータイ最新モデル「P-04B」は、ニーズの高いカメラ機能に注力しつつ、機能の見直しを図って他のPRIME端末よりリーズナブルな価格を実現している。従来モデルとは趣向の異なるボディデザインと、豊富なカラーバリエーションも特徴だ。

[山田祐介,ITmedia]

 ディスプレイが横にも開く“Wオープンスタイル”を採用した初代VIERAケータイ「P905i」が2007年に登場して以降、「P906i」「P-01A」「P-07A」「P-01B」と、NTTドコモのVIERAケータイはモデルチェンジを重ねてきた。これらのモデルはパナソニック モバイルコミュニケーションズのハイエンド機としてラインアップされてきたが、今回登場するVIERAケータイ「P-04B」は、こうした従来の位置付けを見直している。ケータイカメラとして国内最高クラスの13.2Mカメラを搭載する一方、前モデルが搭載していた機能のいくつかを省き、“選択と集中”による低価格化を実現。ドコモの説明員によれば、「他のPRIME端末より1万円ほど安い」価格帯で販売されるという。発売は5月26日。

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photophotophoto ボディデザインもこれまでのモデルとはかなりアプローチが異なる。PRIMEシリーズ最多となる全5色のカラーバリエーションは、ORANGE、PURPLE、WHITE、MAGENTA、BLACKと、鮮やかな色を採用した

 外観を見ると、まずP-01Bが採用していた大型背面ディスプレイがないことに気付く。P-01Bでは背面ディスプレイを活用し、端末を閉じたままの“デジカメスタイル”で写真を撮れるのが大きな特徴だったが、新モデルではケータイスタイル、または横オープンスタイルで撮影することになる。そのほかP-04Bでは、キー面に搭載していたタッチパッド機能、加速度センサーの搭載、オートGPSへの対応などが見送られた。

photophoto ボディ側面のシャッターキーを使って撮影する場合は、ディスプレイを横に開く
photo LEDのドットイルミを背面パネルに備える

 背面パネルはディスプレイがなくなったことによって継ぎ目のないフラットなデザインになっている。中央部にはLEDのドットイルミが埋め込まれ、時刻の情報などが浮かび上がる。ボディの外側は光沢仕上げとなっており、鮮やかな印象を与える一方、キー面やディスプレイ面は黒を基調としたマットな仕上げが採用された(BLACKのボディカラーのみシルバー系)。このツートンカラーの配色によって、外観は従来よりもスポーティーな雰囲気となっている。


photophoto ボディ左側面(写真=左)と右側面(写真=右)
photophoto ボディ先端部(写真=左)とヒンジ部(写真=右)
photo カメラのメニュー画面

 カメラには有効約1320万画素のCMOSを採用し、従来の810万画素から大幅に高画素化を図った。最短で約0.8秒の起動と約0.2秒オートフォーカスという高速な処理能力を誇り、サクサクと撮影できる。また、27mmの広角レンズを採用し、従来よりも広い画角で料理や集合写真が撮りやすくなった。

 シーン自動判別機能「おまかせiA」には、「食べ物」「文字」「ビーチ」「雪」「夕焼け」の5つシーン判別が追加され、全11種類のシーンを自動判別する。ケータイカメラでは、撮影の度にメニューを呼び出して設定を変更するのは面倒で、こうしたおまかせ機能が充実しているのはうれしい。また、高輝度LEDフラッシュや、最大ISO12800相当の高感度撮影、暗い写真を明るく補正する暗部補正機能も備えており、暗い場所での撮影にも強い。


photophoto 連写設定として「おまかせチョイス」を新たに搭載。連写した写真の中からカメラが構図やピントを基準にベストショットを選んでくれる

 写真の補正機能としては、画質の劣化を防ぎながら画像サイズを拡大する超解像技術にも対応している。昔のケータイから引き継いだQVGAサイズなどの小さな画像を、待受サイズ(480×854)に拡大したり、VGA以上の画像を写真プリントにも使える2Mクラスに引き延ばせる。

photophoto 画像閲覧時には、写真をシーンや色などで自動分類する「ピクチャ分類」が利用できるようになった
photophoto 省電力機能をカスタマイズできる「オートecoモード」も新たに搭載。指定したバッテリー残量を下回ると自動でecoモードに移行するように設定できるだけ。また、ecoモード時の液晶やキーの照明設定などをそれぞれ変更可能だ

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