写真で解説する「ARROWS NX F-06E」“新しい”フラグシップを(2/2 ページ)

» 2013年05月17日 18時15分 公開
[Sho INOUE(K-MAX),ITmedia]
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 F-06Eではモバキャスも受信できる。2013年夏モデルの共通の特徴としてモバキャス番組の録画が可能となった。録画できる番組の場合、画面をロングタップすることで録画メニューが表示される。番組表からの予約録画も可能だ。録画先は、本体内蔵メモリーとSDカードのどちらにも対応する。なお、「権利の都合上、録画に対応しない番組もある」(説明員)ことを覚えておきたい。

photo NOTTVの番組表をロングタップすると、録画対応番組では「録画予約する」が表示される

 同梱の卓上ホルダは、202Fのものと同じく横置きタイプ。形状も同様で、本体のスピーカーからの音抜けをよくするダクトも設けられている。卓上ホルダで充電を始めると「シアターモード」が自動的に起動する。

photophoto いよいよ横置きできるようになった卓上ホルダ。充電を始めると自動的にシアターモードに移行する。もちろん設定で無効化することも
photophoto シアターモードで起動するアプリは入れ替えが可能

 OSはAndroid 4.2を搭載した。OSの標準機能として、ロック画面へのウィジェット配置やMiracastによる映像伝送ができるようになった。原則としてMiracastやMHLでの画像出力に制限は無いが、権利関係で明示的に禁止しているアプリやフルセグは出力できない。また、モバキャス(NOTTV)を出力する場合は、外部出力側にのみ映像が伝送されるようになっている。

photophotophoto ロック画面はドコモ提供のもの(写真=左)。画面を左からスワイプするとウィジェットを配置できる(写真=中)。なお、F-06Eでは設定変更しておくと画面を右からスワイプすることでカメラ機能を起動することもできる(写真=右)
photo Miracastによる映像出力ができる。ただし、一部出力禁止・制限もあるので注意しよう

 ホームスクリーンは出荷状態で「docomo Palette UI」がセットされている。設定変更で、富士通オリジナルの「NX!UI」やOS標準のホームを選ぶこともできる。

photophotophoto ホームスクリーンは3種類プリインストールされている。好みに合わせて選ぼう

 F-06Eで新たに搭載された面白い機能としては、「スライドディスプレイ」が挙げられる。これは、画面上のシステムキー横の下向き矢印をタップすることで、画面が下に降りてくる、というもので、202Fでも搭載されている。試してみた限りでは、何を表示していても画面を“下げる”ことができるようだ。

photophoto スライドディスプレイは事実上どんな画面でも下部に持ってくることができる。NOTTVやフルセグなどを表示していても、手の届くところまで画面を下げられる

 そのほかF-06Eは、おサイフケータイと赤外線通信、「スマート指紋センサー」など、今までのARROWSでおなじみの機能は全部搭載している。またカメラ機能は基本的にはF-02Eのそれと同様で、機能はかなりシンプル化された。

photo F-02Eまでに搭載された機能はほぼ全て網羅されている。特に、「スマート指紋センサー」はスリープスイッチとしてもかなり重宝するはずだ
photophotophoto シンプル化したカメラアプリはF-02E同様。エフェクトはほかのアプリに任せる、という発想だ。パノラマ撮影もできる
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