ドコモ、LTE対応の小型基地局装置を6月から運用

» 2013年06月20日 16時29分 公開
[田中聡,ITmedia]

 NTTドコモが6月20日、LTEに対応した小型基地局装置を発表。6月から運用している。

 小型基地局装置は、商用ネットワークで使用しているリモート設置型LTE基地局の親局に当たるもの。親局は基地局制御部、子局は電波の送受信機能を持つ。最大2つの子局と接続できる小型基地局装置は、複数の周波数帯を用いて通信エリアを重ねて構築することで、設置環境や通信トラフィックに合わせて効率よくエリアを構築できるという。

photophoto LTE対応の小型基地局装置(写真=左)と、その設置イメージ(写真=右)

 小型基地局装置は、下り最大75Mbps/上り最大25MbpsのLTEと、下り最大14Mbps/上り最大384KbpsのW-CDMAの通信に対応する(従来のLTE基地局は下り最大150Mbps/上り最大50Mbps)。

 小型基地局装置の大きさは約29リットル、重さは約24キロ、消費電力は280ワット以下。従来のLTE基地局装置(それぞれ約410リットル、120キロ以下、1200ワット以下)と比べて、大きさは10%以下、重さは20%以下、消費電力は25%以下であり、大幅な小型化、軽量化、省電力化を実現した。

 屋外設置にも対応した小型筐体を取り入れたことで、子局との接続性も改善された。親局と子局が離れすぎて接続できない山間部などでの、エリア拡大や通信品質向上が期待される。

 ドコモのLTE基地局数は、2013年3月時点で2万4400局だが、小型基地局装置を含め、2013年度末までに5万局のLTE基地局を展開する予定。また、同社はLTEのきめ細やかな展開に向けて、今回の小型基地局装置を含め、通信トラフィック量やエリアに応じて、さまざまなタイプの基地局を用意するとしている。

photo ドコモLTE基地局のラインアップ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年01月06日 更新
  1. 筆者が「楽天モバイル+日本通信+povo2.0」を併用しているワケ あえて複数回線を契約してお得に運用 (2026年01月03日)
  2. 新感覚の折りたたみ「HUAWEI Pura X」レビュー 開くとまるで“ファブレット”のサイズ感、動画も大画面で楽しめる (2026年01月04日)
  3. 令和7年の確定申告は「iPhoneのマイナンバーカード」にも対応 事前準備の方法を解説 (2026年01月05日)
  4. ドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天が2026年年頭所感を発表 「AI」「経済圏」での競争が軸に? (2026年01月05日)
  5. 鉄道駅における「時刻表掲示」が減っている件 仕方ない面もあるからこそ工夫が必要 (2026年01月03日)
  6. メモリ価格の高騰はスマホにも影響あり? スマホを買うべきタイミングはいつか (2026年01月01日)
  7. 「iPad mini(A17 Pro)」128GBモデル(整備済品)が28%オフの7万5810円に:Amazon スマイルSALE (2026年01月05日)
  8. アクションカメラ「DJI Osmo Action 4」がセールで2.9万円に 旧モデルでも実力は衰えない (2026年01月05日)
  9. なぜ今、小型スマホなのか? 5.3型「Mode1 Pocket」誕生の舞台裏 あえて本体を厚く、5G非対応にしたワケ (2025年12月29日)
  10. 多機能ケータイ「AGM M11」発売、モバイルバッテリーやWi-Fiルーターとしても使える AGMから (2026年01月05日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年