Android搭載のスマートフォンを使ううえで、「Googleアカウント」は欠かせない。無料で取得できるこのGoogleアカウントがあれば、「Gmail」「Googleカレンダー」「Chrome」「マップ」などGoogleの提供する全てのサービスを利用できる。また、複数の端末から同一アカウントを使ってログインすると、すべての端末のデータを同じ状態に保つことが可能な「同期」機能もある。Googleのサービスはスマホやタブレットだけでなく、PCでも使える。
そんなGoogleアカウントは、PCとスマホから作成可能。今回は「Xperia UL SOL22」(レビューまとめはこちら)での操作を例に、Googleアカウントの作成方法を紹介しよう。
いずれのAndroidスマホでも、初期設定を行う際にGoogleアカウントの設定を求められる。もし、初期設定でGoogleアカウントの登録をスキップした場合は、「設定」アプリの「アカウントを追加」から設定できる。
「Googleアカウントを追加」という画面が表示されたら、「新しいアカウント」を選択する。次の画面で姓名を入力し、画面下部の右三角のマークをタップする。次にGoogleアカウントで使いたいユーザー名を入力しよう。続いてパスワードを作成し、パスワードを忘れた際に用いるセキュリティ保護用の質問と答え、パスワードの再設定メールを送るための予備のメールアドレスを入力する。

「設定」アプリで「アカウントを追加」を選択し、「新しいアカウント」をタップ。すでにGoogleアカウントを持っている場合は、「既存のアカウント」を選択して、アカウントとパスワードを入力する(写真=左)。姓名を入力して右三角のマークをタップ(写真=右)
好きなアカウントを入力する。アカウントには0〜9、a〜z、ピリオドのみが利用できる。すでに使用されているアカウントの場合は、次の画面でアカウントの末尾に数字を入れたものが候補として表示される(写真=左)。アカウントを設定したら任意のパスワードを入力しよう(写真=右)
パスワードを忘れた場合は再設定を行なう必要がある。その際にセキュリティ保護用の質問に答え、再設定するWebページのURLを別のメールアドレスに送信できる。ここでは質問とその答え、予備のメールアドレスを登録する次に、GoogleユーザーのためのSNSサービス「Google+」に参加するかどうかを聞かれる。Google+を使うことで、スマホ内の写真のバックアップ機能などが使えるようになるが、ここでは「今は設定しない」を選択してもいい。次の画面で性別を入力し、個人情報の使用許可、Web履歴などの設定を確認し、右三角のマークをタップ。認証コードを入力し、クレジットカードの設定を任意で行ったら、「バックアップと復元」の設定を確認する。これでGoogleアカウントの設定が完了した。
設定が完了してから再度「設定」アプリを開くと、新たに「Google」のアイコンが追加される。これをタップし、先ほど登録したGoogleアカウントを選択すると、各サービスの同期設定を行える。最初はそのままの設定で使うことでスマホの利便性を感じられるはずだ。バッテリーの減りが早いなどの気になる点が出てきたら、必要なものだけを同期するようにしよう。
Android端末では、「設定」にGoogleアカウントが登録されれば、個々のアプリでアカウントを設定し直す必要がない。あとは自由にGoogleサービスを活用しよう。
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