カレンダー、リマインダー、マップなど――iOS 7で使いやすくなった標準アプリiPhone 5sロードテスト 第7回(1/2 ページ)

» 2014年01月22日 20時18分 公開
[今西絢美,ITmedia]

 iPhoneには通話、メール以外にもさまざまなアプリが標準搭載されている。そこで今回は、iOS 7のツールアプリについて見ていこう。以前からiPhoneを使っていたユーザーも、意外と気付いていない機能があるかもしれない。

スクロールによる操作性が魅力の「カレンダー」

 「カレンダー」アプリはこれまで左右のスクロールで画面を切り替える仕様だったが、iOS 7になり、上下のスクロールで月をまたいだカレンダーを表示できるようになった。また、年間のカレンダーを確認できるのも大きな変更点だ。

photophoto すっきりしたデザインに変更された。当日に赤い丸が表示される(写真=左)。「2014年」をタップすると、年表示に切り替わる(写真=右)
photophoto 「+」をタップ、または予定を入力したい時間をロングタップすると、新規作成画面が表示される(写真=左)。予定の作成画面では、タイトル、場所、時間などを入力できる(写真=右)
photophoto 予定をロングタップしてそのままドラッグすると、任意の時間帯に移動できる(写真=左)。場所やURLを入力すると、イベントの詳細画面からマップやSafariを素早く起動できるのが便利だ(写真=右)

 細やかな操作性は高まったものの、予定の一覧性に関しては、iOS 6の方が使いやすかったと感じている。iOS 7では、カレンダーの日付をタップすると、終日の予定が画面上部に、開始時刻を入力した予定がそれぞれの時間軸上に表示される。そのため、iOS 6のように1日の予定を一覧で確認しながら日付を切り替えることができない。すべての予定リストを確認するには虫眼鏡のアイコンをタップする必要がある。

photo カレンダー上部の虫眼鏡のアイコンをタップすると、すべての予定が一覧で表示される

 また、iOS 7のカレンダーは相変わらず祝日の表示には対応していない。より使いやすくするためには、カレンダーに日本の祝日を追加しよう。まず、iPhoneのブラウザアプリ「Safari」で「Apple-Downloads-iCal Calendars-Japanese Holiday Calendar」(外部リンク)にアクセスする。次に、画面上の「Download」をタップし、カレンダーを照会すればOK。これでカレンダーに祝日が表示される。

photophoto 「Apple-Downloads-iCal Calendars-Japanese Holiday Calendar」にアクセスすると、標準カレンダーに日本の祝日を登録できる。画面上の「Download」をタップする(写真=左)。再度、カレンダーを起動し、画面下部の「カレンダー」をタップ。「照会」欄に「JP Holidays」が追加される。この画面から表示するカレンダーの切り替えが可能(写真=右)

 すべてのユーザーに役立つ機能ではないかもしれないが、Facebookの友達の誕生日や招待されたイベントをカレンダーに表示する機能もある。あらためて入力し直す必要がないので、個人的にはいい機能だと感じている。

photo 「設定」→「Facebook」でアカウントを設定する。設定し終えたら、「カレンダー」の同期をオンにする

 「設定」を見直すことで、週の開始曜日を自由に変更できるのも便利だ。筆者は月曜日始まりにしているが、自分のライフスタイルに合わせて自由に選べるのは、デジタルカレンダーならではの利点といえるだろう。また、予定は通知センターからも確認できる。直近の予定だけでなく、翌日の予定も確認できるので便利だ

photophotophoto 「設定」→「メール/連絡先/カレンダー」→「週の開始曜日」の順にタップ。任意の開始曜日を選択する(写真=左)。画面上部を下にスワイプすると表示される通知センター。次の予定までの残り時間が分かる。予定をタップすると、カレンダーが起動する(写真=中)。画面を下にスクロールすると、翌日の予定も確認できる(写真=右)

 iPhoneのカレンダーはiCloud上にデータを保存できるので、iPadの「カレンダー」やMacの「iCal」と同期できる。また、Googleアカウントを設定すれば、「Googleカレンダー」の同期にも対応する。ただし、iCloudのカレンダーは、予定の表示色をiPhone上でカスタマイズできるが、Googleカレンダーではそれができない。

photo 「設定」→「メール/連絡先/カレンダー」→「Google」の順に選択し、アカウントを追加。「カレンダー」の同期をオンにすると、Googleカレンダーが同期される

 このようにカレンダー自体は便利なアプリなのだが、Googleカレンダーをメインに使っている筆者としては、やや物足りなさも感じている。予定とタスクをカレンダー上にまとめて表示できないのがどうしてもネックなのだ。しかし、iPhone 5sにはタスク管理アプリ「リマインダー」が標準搭載されており、その機能性の高さは評価している。

「リマインダー」がよりシンプルに変身

 タスク管理に特化した「リマインダー」アプリは、iOS 6にも搭載されていたものの、iOS 7ではブラッシュアップされた。以前よりもリストの作成が素早く行えるようになり、色分けができるなど、見栄えも良くなった。

photophotophoto タスクに合わせて色分けが可能。画面上部の検索ボックスからタスクの検索、右上の時計アイコンから日時を指定したタスクのみを検索できる(写真=左)。各タスクには重要度のマークを付けることも可能。終了したタスクは「○」をタップすると、完了の印を付けられる(写真=中)。画面右上の「編集」をタップすると、リストの編集が行える。並び替えるには、タスク名の右にあるリストのアイコンをドラッグするだけでよい(写真=右)

 使い方の基本は、新規リストを作成し、カラーを選び、タスクを入力するのみ。各タスクには通知を設定可能で、通知する日時や場所を指定できる。この「指定場所で通知」という機能が使いやすく、筆者がリマインダーを気に入っている最大の理由だ。

photophoto タスクの作成画面で、タスク名の右にある「i」をタップすると、タスクの詳細の編集を行える(写真=左)。「指定場所で通知」をオンにし、「場所」をタップして入力する。通知のタイミングは到着時と出発時を選べる(写真=右)

 例えば、会社の帰りに牛乳を買って帰るとき、最寄りのスーパーの住所を登録しておけば、スーパーが近付くと通知してくれる。また、次の日に職場に持っていかなければならない持ち物があるときなどは、自宅の住所を登録している。こうすれば、時間に関係なくタスクを思い出させてくれるのでありがたい。

 もちろん、ここまで使いこなさずとも、単純にメモとして使うのもいい。ビジネスシーンだけでなく、買い物メモなど日々の生活においても役立つこと間違いなしだ。

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