コラム
» 2014年04月04日 20時58分 UPDATE

ふぉーんなハナシ:「歩きスマホ」を解決する画期的な方法(仮)

人にぶつかったり、転倒の危険があったりと度々問題になる「歩きスマホ」ですが、具体的にどんな対策がなされているのでしょうか。

[村上万純,ITmedia]

 NTTドコモが3月27日にYouTubeに「全員歩きスマホin渋谷スクランブル交差点」なる動画をアップロードしました。これは「歩きスマホ」事故防止の啓発活動の一環で作られたもので、もし渋谷のスクランブル交差点の横断者が全員“歩きスマホ”をしていたら、どうなってしまうのか――という疑問を、物理演算シミュレーションで検証しています。予想通り、衝突事故や転倒などが多発しています。

 何かと話題に上がる歩きスマホですが、現状これを防ぐ有効な策はあるのでしょうか。都内の駅構内で、大きな歩きスマホ防止広告が掲載されているのを目にした人も少なくないでしょう。国内ではドコモがスマートフォン向けの「あんしんモード」アプリに「歩きスマホ防止機能」を2013年の12月5日に追加しました。しかし、そもそもアプリ利用者にしか警告できないので、ユーザーの自発性が求められます。

 また、2014年のCESでは、「Nortron Technologies」がiPhone 5s/5向けに「歩きスマホ」の衝突を防止するカバーとソフトウェア「Flicc」を紹介していました。メインカメラを角度調整可能な鏡に反射させ、歩きスマホの姿勢のまま、前方の様子を半透明にして画面に映すという仕組みです。

photo 「Flicc」は鏡を組み込んだケース

 日本が道徳的な観点から歩きスマホをやめるようと呼びかけるのに対し、米国では歩きスマホ自体が悪いというよりは、それに起因する事故が起きないよう工夫しようという技術的なアプローチを仕掛けているようです。

 「足元注意」と足元に書いても意味がないのと同じで、歩きスマホをしている人はスマホ以外にあまり注意を向けていません。ならばスマホの画面自体に前方の様子を表示しようという画期的で大胆な発想です。AppStoreには、実際にこのような機能を実装した「Type n Walk」というアプリがありました。

photo

 歩きスマホのほかにも、食事中やベッドの中、トイレの中など、ほかにもさまざまな「ながらスマホ」があります。私たちがスマホから解放される日は来るのでしょうか。

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