女性はOSをアップデートしたがらない人が多い?ふぉーんなハナシ

» 2014年04月16日 11時25分 公開
[田中聡ITmedia]

 スマートフォンは、ソフトウェアやOSをアップデートすることで、機能を拡張したり、操作性を改善したりできるのが特徴の1つ。特にiPhoneは2〜3年前の機種でも新OSアップデートの対象となることが多く、最新の「iOS 7.1」は、iPhone 4やiPhone 4Sでも利用できる。ケータイやスマートフォンを滅多に買い替えない人にはうれしい措置だろう。

 弊誌の読者も、自分の持っている機種向けに新OSがリリースされたら、真っ先にアップデートをするという人は多いのではないだろうか。一方で、新OSが出ても見向きもせず、旧OSでスマホを使い続ける人もいる。

 「ミラクル☆ガールズ」に大学生のスマホ事情を取材したときに、「男の子はアップデートや新しいアプリが好きだけど、女の子はカメラアプリとか、これと決めたものをずっと使っている。アプリのアップデートも全然しない」という話を聞いた。なかには、「アップデートをするとデータが全部消えてしまう」と思っている人もいるようで(可能性は0ではないが)、そういう人にとって、アップデートは「怖いもの」なんだとか。

 取材をしたのは2014年2月上旬だったが、その時点で、周囲にはiOS 6のiPhoneを使っている女性が多かったそうだ。そういえばiPhone 4Sを使い続けている筆者の妻も、いまだにiOS 6のまま。アップデートしない理由を聞くと「(操作性が変わって)またいろいろ覚えないといけないのが面倒だから」とのこと。

photophoto iOS 6(左)からiOS 7(右)では、見た目が大きく変わった

 旧OSを使い続ける人は今のままでも困っていないし、アップデートに対して「何が起きるのか分からない」漠然とした不安があるのだろう。キャリアやメーカーが「新OSにアップデートすると、こんなにいいことがある!」ともっとアピールすればいいのに、とも思ったが、そういう説明があっても、アップデートしない人はしないんでしょうね。

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