Androidスマートフォンでの文字入力の仕様や変換精度がイマイチだと感じたら、日本語入力アプリをインストールしてみよう。Google Playではさまざまな日本語入力アプリが配信されている。
日本語入力アプリを変更するには、「設定」→「一般」→「言語と入力」の「キーボードと入力方法」で任意の入力方法を選択する。また、文字入力をしている途中で通知センターを開き、「入力方法の選択」をタップして変更することも可能だ。
Googleの提供する「Google日本語入力」(無料)は、数ある日本語入力アプリのなかでも多機能かつ使い勝手に優れたアプリだ。
入力キーボードには「ケータイ配列」、「QWERTYキーボード」に加え、「Godanキーボード」という独自のキーボードを用意する。この「Godanキーボード」は母音と子音のキーボードで、左に母音、右に子音が表示される。QWERTYキーボードよりもキーサイズが大きいので、慣れれば両手での文字入力がしやすくなる。
キーボードは、高さを変更したり、左右に寄せたりすることもできる。片手での文字入力がメインの人は、この設定方法を覚えておくといいだろう。
「Google日本語入力」をすでにPCで利用している人は分かると思うが、語彙(ごい)の多さと予測変換の精度の高さは最大の強みだ。「きょう」と入力するだけで、今日の日付が予測変換候補に出てくるほか、ネット用語や最新の用語などを素早く入力できる。なお、入力時に通信は行わないので、通信状況に関係なく変換を行える。
これらの機能はβ版のリリース後に追加された機能だが、2013年4月に正式版として配信された際に「マッシュルーム」アプリにも対応した。マッシュルームとは、文字入力アプリと別のアプリを連携させて、入力の手間を軽減できる機能のこと。
例えば、文章の入力中に住所や電話番号を呼び出してコピー&ペーストしたり、定型文を素早く追加したりできる。使える機能は連携するアプリによって異なるので、目的に応じたアプリをインストールしよう。おすすめのマッシュルームアプリは後述するので、そちらを参考にしてほしい。
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