前回はAQUOS PHONEシリーズとARROWSシリーズの文字入力について紹介した。今回は、LGエレクトロニクス製スマートフォンと京セラのDIGNOシリーズについて紹介する。
検証はLGの「G2 L-01F」(レビューまとめはこちら)、京セラの「DIGNO M KYL22」(レビューまとめはこちら)で行った。基本操作については前回、前々回の記事も参照にしてほしい。
→・スマホでの文字入力を使いこなそう―――AQUOS PHONE/ARROWSシリーズ編
→・スマホでの文字入力を使いこなそう―――GALAXY/Xperiaシリーズ編
G2 L-01Fは「iWnn」をベースとするLG独自の日本語キーボードを採用している。文字入力の画面になると、日本語入力のテンキーが表示される。ケータイと同じように、キーをタップするごとに文字が切り替わるだけでなく、フリック入力にも対応する。「あA1」キーをタップすると入力モードを変更可能。また、顔文字のアイコンをタップすると記号や顔文字を入力できる。

数字キーで「1/2」をタップすると、中央2段の記号を切り替え可能だ(写真=左)。顔文字のアイコンをタップすると、記号や顔文字が表示される。キャリアメールのアプリの場合は絵文字の入力も行える(写真=右)QWERTYキーで入力するには、マイクのアイコンを長押しし、左から2番目のキーボードのアイコンをタップ。これで、ひらがなもQWERTYキーで入力できるので、長文の入力時に役立つ。
また、鉛筆のアイコンをタップすれば、手書きで入力した文字を自動でテキスト化する機能も使える。この際、入力モードの切り替えも行える。
独自機能のなかでも特に便利なのは、最大20個の画像やテキストをスクラップブック形式で保存できる「クリップボード」機能。前回紹介したGALAXYシリーズにも同様の機能が搭載されているが、直前にコピーした以外のテキストをペーストできるのはありがたい。

コピーするには、文字を2回タップするか長押しする。カーソルが表示されたら範囲を選択し、「コピー」を選択(写真=左)。詳細メニューで右から2番目のクリップボードのアイコンをタップすると、コピーした画像やテキストの一覧が表示されるので、貼り付けたいものを選ぶ(写真=右)大画面スマホらしく、キーボードを左右いずれかに寄せて表示することも可能だ。片手での文字入力が快適になるので、自分の利き手に合わせて位置を決めよう。
また、表示された歯車のアイコンをタップすると、キーボードの各種設定が行える。「入力モード切替」を選択すれば、「半角カタカナ」などを直接入力できる。「キーボードテーマ」ではキーボードのデザインを変更可能だ。
「キーボード設定」では、キーボードのさまざまな設定項目が表示され、なかでも「絵文字クイック」は覚えておきたい設定のひとつだ。「左側に表示」もしくは「右側に表示」を選択すると、左右いずれかに絵文字や記号のキーが表示されるので、いちいちキーボードを切り替える必要がない。
ほかにも、横画面にした際にキーボードを左右に分割表示する「スプリットキーボード」なども利用できる。
個人的に面白いと感じたのは、十字キーを使ってコピー&ペーストができる点だ。「←」キーを長押すると、十字キーが表示され、コピーしたい箇所にカーソルを合わせやすくなる。ケータイのような操作性なので、コピーする箇所を的確に選択できるのがうれしい。
今日から始めるAndroid:スマホでの文字入力を使いこなそう―――AQUOS PHONE/ARROWSシリーズ編
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