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» 2014年08月29日 14時56分 UPDATE

対応ルーターも発売:ソフトバンク、「CA」導入でAXGPを165Mbpsへ増速――LTEも15年以降に187.5Mbpsへ高速化

9月以降にAXGPにCAを採用して、通信速度を下りの最大165Mbpsへアップ。またLTEについても2015年以降にCAを用いて、下り最大187.5Mbpsまで高速化させる。

[平賀洋一,ITmedia]

 ソフトバンクモバイルとWireless City Planning(WCP)は8月29日、複数の周波数帯域を同時に使ってモバイル通信を高速化するキャリアアグリゲーション(CA)の導入を発表した。

 9月以降、CAによってSoftBank 4G(AXGP)の通信速度を下り最大165Mbpsへ引き上げる。提供エリアは東名阪などの一部エリアから、順次導入する。また「SoftBank 4G LTE」(FDD-LTE)も2015年以降にCAを開始し、下り最大187.5Mbpsまで高速化する。FDD-LTEのCAについては、提供開始時期・提供エリアなどの詳細を決まり次第告知するとしている。

photo 「Pocket WiFi 303ZT」

 AXGPのCA導入に合わせて、対応のZTE製モバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi 303ZT」と法人向けモデル「Pocket WiFi 304ZT」も発表した。発売はAXGPでCAを開始する9月下旬以降の予定。

 303ZTはWCPのAXGPとワイモバイルが提供する1.7GHz帯のFDD-LTE/3Gに加え、ソフトバンクモバイルのモバイルWi-Fiルーターとして初めて同社のFDD-LTE(2.1GHz/1.7GHz/900MHz)に対応した。最大通信速度は、AXGPで下り165Mbps/上り10Mbps。FDD-LTEが下り112.5Mbps/上り37.5Mbps。将来開始する下り最大187.5MbpsのLTE通信にも対応する。対応の無線LAN規格はIEEE 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz、5GHz)。

 303ZTと法人向け304ZTは基本的に同じスペックだが、対応する3Gの周波数帯域が異なる。303ZTはワイモバイルの1.7GHz帯をサポートし、304ZTはソフトバンクモバイルの2.1GHz帯および900MHz帯を利用する。

 どちらもタッチパネル式の2.4型カラーディスプレイを採用し、スマートフォンのような直感的操作で各種設定やステータスの確認が可能。バッテリー容量は約2700mAhで、連続通信時間は約9時間、連続待受時間は約1000時間となっている。

「Pocket WiFi 303ZT」の主な仕様
端末名 Pocket WiFi 303ZT
通信速度 AXGP:下り最大165Mbps/上り最大10Mbps、FDD-LTE:下り最大112.5Mbps/上り最大37.5Mbps
使用周波数 AXGP:2.5GHz、LTE:2.1GHz/1.7GHz/900MHz、3G:1.7GHz
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約117×62×13.9ミリ
重さ 約150グラム
連続通信時間 約9時間
連続待受時間 約1000時間
バッテリー容量 2700mAh
カラー ラピスブラック
発売 2014年9月下旬以降

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