iPhoneの「Safari」が便利になる小技集脱初心者!スマホの使いこなし講座 第1回(1/2 ページ)

» 2015年01月16日 18時44分 公開
[杉本純,ITmedia]

 iPhone/iPadの標準ブラウザである「Safari」。他のApple製アプリと同様直感的に使えますが、便利な小技もたくさんあるのです! 今回はその中から特に便利な9つをピックアップしました。

その1:コントロールバーを表示させる3つの方法

 iOS 7からですが、「Safari」のコントロールバー(画面最下部に表示される、進む、戻るなどのボタン)が自動的に隠れるようになりました。これを再表示させるには、以下の3つの方法があります。

1.最上部のステータスバーをタップ

 ステータスバー(時計やバッテリー残量が表示される最上部のエリア)、またはURLが表示されている部分をタップすると、コントロールバーが表示されます。

photo 最上部をタップでコントロールバーを表示

2. 画面最下部をタップ

 ステータスバーは画面の上部にあるため、タップしにくい場合もあるでしょう。その場合は、コントロールバーが表示されるエリア(画面最下部)付近をタップしても、表示させることができます。その際、タップしたエリアにリンクがあっても無視されます。下記の例だとコントロールバーが表示されるエリアとランキング8位のリンクが重なっていますが、コントロールバーの表示が優先され、リンク先に飛ぶことはありません。

photo 画面最下部のタップはコントロールバーの表示が優先される

3.上に素早くスクロール

 基本的にコントロールバーは、Webページを下にスクロールさせると非表示になり、上にスクロールすると再表示されます。ただし、スクロール操作がゆっくりすぎると表示されません。ある程度の速さで、下方向に指を滑らせる必要があります。

その2:長いページも問題なし! 2タップでトップに戻る

 縦に長いWebページをブラウズしていて、ページの最上部に戻りたいときってありますよね。そんな場合は画面上部のステータスバーをダブルタップしましょう。なお、一度タップするとURL表示が大きくなり編集可能状態になりますが、その状態では厳密にステータスバーをタップしないと、URLの編集になりますので少し注意が必要です。

photo 最上部をダブルタップするとページトップに戻る

その3:「戻る」「進む」をスワイプで

 Webブラウジングに欠かせない、ページの「戻る」と「進む」。その1の方法でコントロールバーを表示し、戻る/進むボタンを利用しても良いのですが、Safariでは画面端からスワイプすることで同じ操作を行えます。画面の左端から右方向にスワイプすると「戻る」、画面右端から左方向にスワイプすると「進む」です。

photo 画面の左端から右にスワイプすると「戻る」、右端から左にスワイプすると「進む」

その4:便利な「サイト内検索」

 Safariの画面には虫眼鏡のアイコンがないので気付きにくいのですが、ちゃんとサイト内検索にも対応しています。URL入力欄は検索フィールドも兼ねているため、ここに検索したい文字列を入力するだけです。任意の文字列を入力すると、検索結果の一番下に「このページ」という項目がありますので、ここをタップすると一致した文字列がハイライトされます。

photophoto 検索フィールドに任意の文字列を入力すると、Google検索、ブックマーク/履歴検索の他にページ検索の結果も表示される

その5:ページの閲覧履歴をリスト表示

 ブラウザを使っていて、「だいぶ前に見たあのページに戻りたい」と思うときがあります。ページを行き来するには戻る/進みボタンを連打しても良いのですが、もっと便利なのがページ履歴の表示です。Safariでは、戻る/進むボタンを長押しすることで、それぞれの履歴を見ることができます。

photophoto 戻る、進むボタンの長押しで履歴を表示

その6:間違って閉じてしまったタブも復元!「最近閉じたタブ」

 複数のWebページを同時に開いておけるタブ機能。コントロールバーにあるタブ一覧ボタンを押すと切り替えできるようになりますが、その際に誤ってタブを閉じてしまうことがあります。でもそんな時も大丈夫! タブ一覧画面の下にある「+」ボタンを長押しすると、最近閉じたタブがリスト表示されます。

photophoto 間違ってタブを閉じても安心
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