油井さんと…!? スマホで宇宙体験etcR25スマホ情報局

» 2015年04月22日 13時39分 公開
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 今年5月、日本人宇宙飛行士・油井亀美也(ゆい・きみや)さんが宇宙へ飛び立つ。民間人の宇宙旅行も可能となったが、まだまだ多くの人にとって宇宙飛行は非現実的な夢には変わりない。今回は、油井さんの宇宙での活躍を応援しつつ、宇宙を身近に感じられるサイトやアプリを紹介しよう。

 油井さんは、ロシアの宇宙船「ソユーズ」で宇宙へ出発し、その後約半年にわたって国際宇宙ステーション(ISS)に滞在。施設のシステム運用や無重力状態での実験など数々のミッションを行う。そんな宇宙飛行士としてのハイライトをJAXA(宇宙航空研究機構)のサイト「JAXA TV」では定期的に動画配信する予定。そのなかでも特に見逃せないのが“打ち上げ”だ。ロケットと管制室の双方を見ることができ、緊迫したやり取りも聞くことができる。宇宙へ向かう油井さんをリアルタイムで見送ろう。

 では、ISSに到着した油井さんにはどんな日常が待っているのだろう。そこでフォローしておきたいのが、油井さんのツイッターアカウント(@Astro_Kimiya)。油井さんは、宇宙から家庭のことまで、自身が経験したことや思ったことをまめに投稿している。宇宙飛行士でありながら父親の姿もあり、夢を諦めずに真っすぐ努力し続ける姿に自然と勇気が湧いてくるだろう。趣味はカメラという油井さんは「積極的につぶやきたい」と意気込んでいる。宇宙からの投稿が楽しみだ。

 そんな油井さんの目に地球はどのように映るのか。実は、地球にいながらリアルタイムでISSから地球を眺めることができる。なんと、NASA(米航空宇宙局)はUstreamの2つのチャンネルで、ISSに設置された定点カメラの映像をライブ配信しているのだ。一方のチャンネルは地球を真下に見下ろし、もう一方のチャンネルはISS越しに地球を写し込んでいる。青く輝く地球には、思わず声を失ってしまう美しさがある。画面が暗い時、それはISSが夜の地球上を飛行している証拠。暗い画面の片隅にうっすらと青く透き通った光の帯が見えてくれば、それは夜明けのサインだ。タイミングが良ければクルーの船外活動の様子が映り込むことも。

 ISSから地球を見下ろしたら、今度は地球からISSを見上げてみよう。実はISS、肉眼でも見ることができる。そこで役立つのがアプリ「ToriSat AR−国際宇宙ステーションを見よう」(AndroidiOS対応)。このアプリを使えば、ISSがいつ・どの方角の空を横切るかがわかる。ISSを見上げながら思いを馳せれば、遠い宇宙もグッと身近に感じられることだろう。

  • 「地球は青かった」(ガガーリン)
  • 「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛翔である」(ニール・アームストロング)
  • 「宇宙からは国境線は見えなかった」(毛利衛)

 宇宙にまつわる名言は多い。宇宙をより近く感じることができる今、あなたからも“名言”が生まれるかもしれない。(川田椅子)

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