ドコモ「Xperia Z1 SO-01F」で「FREETEL」のSIMを使う方法中古スマホで使う格安SIM

» 2015年09月28日 14時04分 公開

「Xperia Z1 SO-01F」とは

 「Xperia Z1 SO-01F」は、「Xperia Z SO-02E」の後継機種としてNTTドコモが2013年10月24日に発売した、ソニーモバイルコミュニケーションズ製スマートフォン。グローバルモデル「Xperia Z1」を日本国内向けにローカライズしてあり、1080×1920ピクセル表示の約5型液晶を備えている。

photo 「Xperia Z1 SO-01F」
PhotoPhoto カラーはブラック、ホワイト、パープル

 メインカメラには、当時のXperia史上で最高となる有効約2070万画素の裏面照射積層型CMOSセンサー「Exmor RS for mobile」を採用。高性能画像処理エンジン「BIONZ for mobile」やF2.0の明るい「Gレンズ」、動画撮影にも対応した電子式手ブレ補正など、高画質なカメラ機能が大きな特徴だった。フルセグ視聴が可能なほか、ドコモ向け独自の機能として、付属の外付けアンテナを取り付けることで「NOTTV」の視聴にも対応する。中古市場での平均価格は2万5000円前後(税込、2015年9月14日現在)。

「Xperia Z1 SO-01F」の主な仕様
機種名 Xperia Z1 SO-01F
メーカー ソニーモバイルコミュニケーションズ
OS Android 4.2.2
プロセッサ Qualcomm Snapdragon MSM8974/2.2GHzクアッドコア
メインメモリ 2Gバイト
ストレージ 32Gバイト
外部メモリ microSDXC(最大64Gバイト)
ディスプレイ 約5型液晶
解像度 1080×1920ピクセル
連続通話時間 約720分
連続待受時間 LTE:約610時間、3G:約740時間
バッテリー容量 3000mAh(取り外し不可)
メインカメラ 有効約2070万画素CMOS
インカメラ 有効約220万画素CMOS
ボディーカラー ブラック、ホワイト、パープル
サイズ 約74(幅)×144(高さ)×8.5(奥行き)ミリ
重量 約171グラム
発売日 2013年10月24日
※OSは発売時点のもの

「FREETEL」とは

 プラスワン・マーケティングが提供する「FREETEL」は、NTTドコモ網を使った個人向けのMVNOサービス。「データ専用」「データ専用+SMS」「音声通話付」の3つのラインアップがあり、それぞれ使用したデータ通信量に応じて料金が6段階に自動で変化する従量課金システムが特徴だ。

Photo 「FREETEL」のMVNOサービス

 仕様上の通信速度は下り最大225Mbps。速度制限のあり/なしを切り替える「節約モード」も備えている。今回は、月額299円(税別、以下同)から2470円までの6段階でデータ通信が利用できるデータ専用を選んでみた。

「FREETEL SIM データ専用 使った分だけ安心プラン」の料金プラン(税別、2015年9月14日時点)
プラン名 FREETEL SIM データ専用 使った分だけ安心プラン
月額料金 299円 499円 900円 1520円 2140円 2470円
データ通信量上限/期間 〜100Mバイト 〜1Gバイト 〜3Gバイト 〜5Gバイト 〜8Gバイト 〜10Gバイト
追加チャージ料金 なし
SMS機能付帯料 140円
初期費用 3000円
最低利用期間 なし
解約金 なし
通信速度(超過後通信速度) 下り最大225Mbps/上り最大50Mbps(10Gバイト超過後は200kbps)
通信速度制限の条件 通信量の上限まで無制限
SIMサイズ 標準/micro/nano

「Xperia Z1 SO-01F」にSIMを装着する

 SIMカードを装着する前に、本体の電源を切っておこう。画面が下側になるようにXperia Z1 SO-01Fを置き、本体右側面のカバーを開ける。SIMトレイを引き出したら、切り欠きの向きに注意しながらmicro SIMをトレイに載せて本体に挿入。カバーを戻したら完了だ。

Photo 本体の電源を切り、画面が下側になるようにXperia Z1 SO-01Fを置く
Photo 本体右側面のカバーを開けてSIMトレイを引き出す
Photo 切り欠きの向きに注意しながらmicro SIMをトレイに載せる
Photo SIMトレイとカバーを戻す

APNを設定する

 MVNOのSIMカードを使うには、接続先を指定するAPNの設定作業が必要になる。Xperia Z1 SO-01Fでは、「設定」→「その他の設定」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」からAPNの設定が行える。FREETEL SIM データ専用 使った分だけ安心プランの場合、設定が必要な項目と入力内容は以下の通り(Android 4.2の場合)。

FREETEL SIM データ専用 使った分だけ安心プランのAPN設定

  • 名前:任意の名前を入力(例:FREETEL)
  • APN:freetel.link
  • ユーザー名:freetel@freetel.link
  • パスワード:freetel
  • 認証タイプ:PAPまたはCHAP
PhotoPhoto ホーム画面の左下にあるメニューアイコンをタップ(写真=左)。「設定」をタップ(写真=右)
PhotoPhoto 「その他の設定」をタップ(写真=左)。「モバイルネットワーク」をタップ(写真=右)
PhotoPhoto 「アクセスポイント名」をタップ(写真=左)。右上のメニューから「新しいAPN」をタップ(写真=右)
PhotoPhoto APNの各設定項目を入力し、左下の「戻る」をタップ(写真=左)。新たに追加したAPNの右側をタップして指定する(写真=右)

速度はどれくらい?

 SIMカードの装着とAPN設定が終わったところで、さっそく実際の回線速度がどれくらいかを回線速度測定アプリ「RBB TODAY SPEED TEST」でチェックしてみた。測定は新宿区早稲田にあるビルの屋内で、平日(9月17日)の21時前後に行った。

Photo 最も速い下り速度は4.20Mbpsだった

 結果は、1回目が下り1.98Mbps/上り0.39Mbps、2回目が下り4.20Mbps/上り0.39Mbps、3回目が下り2.64Mbps/上り0.39Mbps、4回目が下り2.63Mbps/0.39Mbps、5回目が2.81Mbps/0.39Mbpsだった。多少のばらつきはあるものの、帰宅する会社員が多い時間帯で、比較的コンスタントに2Mbps以上を保っていたのは好印象だ。

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