9月25日、AppleがiPhoneの新モデル「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」をリリースした。従来モデルから外観上の違いは新色が加わった程度だが、中身の変化は大きい。
とりわけ新機能の「3D Touch」はタッチパネルにかかる圧力を検知する感圧センサーが欠かせず、これには日本企業が貢献している。今回は新型iPhone2機種の分解を通じて、その開発で存在感を示した日本企業、従来モデルとの変化、今後の展望を考察する。
iPhone 6s/6s Plusが内蔵する新型の振動モーターは「Taptic Engine」という名称で、ディスプレイへのタッチ圧力を検知して指先にコンコンと反応を返す役割を担う。タッチ操作に対するフィードバックを振動で行う「haptics」(触覚)技術と名称が似ており混同してしまう。
iPhone 6s Plusの「3D Touch」を実現する振動モーター「Taptic Engine」。形状はApple Watchに似ている。日本電産製とすれば、日本電産コパルのベトナム工場で生産されていると推定
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