総務省、ドコモ・ソフトバンクの「実質0円」販売に中止要請

» 2016年04月06日 13時10分 公開
[平賀洋一ITmedia]

 総務省は4月5日、NTTドコモとソフトバンクに対し、スマートフォンの実質0円販売を見直すよう要請した。

 ドコモは複数台の購入でスマホが数百円となるような割引を行ったことから、スマホ販売の適正化を求めるガイドラインの趣旨に沿わないとし、同省はこれをやめるように求めた。

ドコモの販売コーナー ドコモの販売コーナー(本文とは関係ありません)

 ドコモは「総務省から要請を受けたことについて、ドコモとして真摯に受け止めている。要請の内容を踏まえ、今後の対応について検討していく」とコメントを発表した。

 またソフトバンクは多くの機種で端末価格以上の行き過ぎた割引があり、こちらも速やかに対応するよう要請。その結果を書面で報告するように求めた。ソフトバンクは要請に従うと同時に、

 「トップシェアである競合事業者の機種変更時のスマートフォン価格と解除料等を踏まえると、当該価格と当社が設定するMNP時におけるスマートフォン価格との間に相応の価格差がない限り、市場における競争を減殺させ、消費者に不利益を生じさせるおそれが高いとの判断を行っています」

 「当社のMNP利用者向けの割引は、端末購入を条件としていません。従って、競合事業者が提供するデータ量のシェアプラン等と同様な通信料金割引の一種であり、端末購入補助とは本質的には性質が異なるものであるという認識のもと、設定を行っています」

 という同社の考えを発表した。

ソフトバンクの販売コーナー ソフトバンクの販売コーナー(本文とは関係ありません)

 番号ポータビリティ(MNP)利用者向けにスマホの端末価格を実質0円、あるいはそれ以上にする割引は、キャリアを乗り換えない既存契約者の通信料金が原資となっているといわれる。そのため、MNP利用者とそれ以外で料金に不公平が生じ、また通信料金の高止まりの原因でもあるとして、総務省は大手キャリアに対してこれをやめるよう求めている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月29日 更新
  1. 修理費で13万円超えも 折りたたみスマホに「端末保険」が事実上必須といえる理由 (2026年04月27日)
  2. 相互交換が始まった「PayPayポイント」と「Vポイント」のお得な活用法 6月の“ルール変更”にも要注意 (2026年04月28日)
  3. iPhone 17/17 Pro/Airシリーズの純正ケースがセールで最大31%オフに (2026年04月27日)
  4. iOS向け「シンプルメモ」アプリ登場 思いついた内容を即メール送信 (2026年04月27日)
  5. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  6. 5万〜6万円台で買えるおすすめスマホ7選 ハイエンド級性能、防水+おサイフ対応、カメラ重視など多彩 (2026年04月27日)
  7. 血圧を測定できるスマートウォッチ「HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計」 17%オフで約5万円に (2026年04月27日)
  8. 「Xiaomi 17 Ultra」と「Leitzphone powered by Xiaomi」のカメラはどう違う?【前編】 ベースXiaomi 17 Ultraの写りをチェック! (2026年04月28日)
  9. 「PayPayカード ゴールド」の特典変更は改悪? 損益分岐点を計算、年間100万〜220万円利用ならお得に (2026年04月28日)
  10. 3社そろい踏みの「Starlink Direct」 料金で仕掛けるドコモとソフトバンク、先行するKDDIは“サービス”で差別化 (2026年04月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年