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» 2016年06月15日 06時00分 UPDATE

閉じるとフィギュア、開くと電話機に――「ハローキティフォン」を使ってみた (1/2)

通話とSMSに特化したSIMフリーのハローキティフォン「Hello Kitty FIGURINE KT-01」が発売された。閉じた状態はまさにキティちゃんのフィギュアといった印象で、電話機には見えない。そんなハローキティフォンの特徴を写真で紹介する。

[memn0ck,ITmedia]

 MVNOが提供する格安SIMとともに製品ラインアップを増やしているSIMロックフリー端末は、スマートフォンがメインだが、2015年にFREETELブランドで発売された「Simple」のように、通話やSMSなどに特化したフィーチャーフォンも登場している。外観が完全にサンリオの「ハローキティ」(いわゆる「キティちゃん」)の形をした「Hello Kitty FIGURINE KT-01」(以下、ハローキティフォン)も、SIMロックフリーのフィーチャーフォンだ。

ハローキティフォン ハローキティフォン「Hello Kitty FIGURINE KT-01」

 ハローキティフォンのようなキャラクターを売りにした製品は、以前だとキャリアとコラボレーションした製品が多かったが、今回はキャリアは介さず、オーラという会社が販売する。ハローキティフォンは、Simpleのように通話とSMSに特化したSIMロックフリーの携帯電話だが、キティちゃんを縦に割ることで、画面やダイヤルキーなどが現れる折りたたみ型となっている。

 加えて、機能は制限されているものの、OSにはAndroidを用いているという新しい世代の“シンプルフォン”ともいうべき製品なのだ。今回、早速購入したので、写真を交えて外観や機能を紹介していく。※本稿の価格はいずれも税別。

箱や外観はしっかりとした“ハローキティ”の世界観

 ハローキティフォンはAmazon.co.jpやオーラ(製造販売元)の公式サイトなどで販売されており、筆者は予約を受け付けていたAmazon.co.jpにてスターターパックを購入した。これはハローキティフォンの本体(1万2000円)と専用SIMカードの発行料(3000円)がセットになった製品だ。

 届いた後、付属のスターターパックに記載されているエントリーコードをオーラの公式サイトに入力することで、専用SIMカードを申し込める。ハローキティフォンのみが欲しい場合は、SIMカードの発行料は無駄になるが、専用SIMカードに申し込まなくてもよい。

ハローキティフォン ハローキティフォンの箱の上に水色のスターターパックが貼り付いていた。箱のサイズ感が分かるようにiPhone SEと比較した
ハローキティフォン 箱の上側にはキティちゃんが描かれている。さすがにサンリオの公式コラボだけあってしっかりとハローキティの製品になっている
ハローキティフォン 付属品はハローキティフォン本体のほか、Micro USBケーブルやクイックスタートガイド3冊(日本語・中国語・英語)など

 箱を開けると、保護フィルムの注意が書かれた紙の下にハローキティフォン本体があり、その下にMicro USBケーブルやクイックスタートガイドなどが収められている。なお、ACアダプターは付属していないため、別途用意する必要がある。

 閉じた状態は、キティちゃんのフィギュアといった印象で、立たせることもできる。デスクのちょっとしたスペースに置いておくのにちょうどよい。サイズは約58(幅)×78.4(高さ)×41.5(奥行き)ミリ、重量が約74グラムなので、スマートフォンと比べると小さく軽い。

 小型軽量ながらフィーチャーフォンとしては比較的大容量の1000mAhバッテリーを内蔵しているが、ベースがAndroidのためか、連続通話時間(3G)は約240分、連続待受時間(3G)は約170時間と短めなのは惜しいところだ。参考までに同じ1000mAhのフィーチャーフォン「P-01H」は連続通話時間(3G)が約250分、連続待受時間(3G)が約750時間となっている。

※初出時にP-01Hの連続通話時間と連続待受時間が誤っていました。おわびして訂正いたします(6/15 11:00)。

ハローキティフォン ハローキティフォンとiPhone SEを並べてみた。厚みはあるが、ハローキティフォンの方が小さいことが分かる
ハローキティフォン ハローキティフォンの背中。足の裏がヒンジ部になる
ハローキティフォン
ハローキティフォン ハローキティフォンの左右側面。頭の部分にストラップ穴があるため、ネックストラップで首から下げても正位置になる

 ハローキティフォンは、立たせた状態では左右の裂け目以外は完全にフィギュアといってもよい。充電に用いるMicroUSB端子やSIMカードスロットは足の裏の部分にあるが、正面からだとこれらは見えず、「これでどうやって電話をかけるの?」と思えるほど電話機に見えない。

 SIMカードはmicroSIMに対応している。SIMスロットにはSIMピンを挿す穴があるが、SIMピンは付属しておらず、少なくとも筆者が購入した個体はiPhoneに付属のSIMピンでは、スロットを押し出せなかった。困っていたのだが、よく見るとMicro USB端子のカバーを開けるとSIMカードスロットの端が爪で引き出せるようになっていたので、事なきを得た。

 そういった構造のため、かなり強めにスロットを引っ張ることもできるため、非推奨だがより小さなnanoSIMを市販のアダプターに乗せて装着しても問題なかった。なお、nanoSIMカードをアダプターを用いて装着すると、取れなくなる恐れがあるので、実際に試す場合は自己責任でお願いしたい。

ハローキティフォン 足の裏にあたるヒンジ部にMicro USB端子とmicroSIMカードスロットを搭載
ハローキティフォン SIMカードスロットには、いわゆるSIMピンを挿す穴が空いている

 リボン部分は通知LEDとなっている。充電時や着信時に光り、初期設定ではオフになっているが、着信時のバイブレーションにも対応している。もちろん、着信音も鳴り、専用のハローキティ音源がプリセットされている。

 折りたたんだ状態から開くと、約1.54型、240×240ピクセルの液晶画面やダイヤルキーが現れる。左上のファンクションキーから「戻る」や「削除」の操作ができ、待受画面では左右キーから通話とSMSの履歴を表示できる。「#」キーの長押しでマナーモードのオン・オフができるなど、それなりにフィーチャーフォンの操作と近いように作られていて、単なる色物ではないと感じた。

 折りたたみケータイなので開閉のしやすさも重要だが、後頭部を持ってリボン部分を離すようにすると、開閉しやすいと感じた。

ハローキティフォン キティちゃんのリボン部分に通知LEDが内蔵されており、充電時には点灯、着信時には点滅する
ハローキティフォン ハローキティフォンを開いたところの外側。ヒンジは途中で止まることはなく、180度に開くのみ
ハローキティフォン 開いた状態でも厚さはやはりそれなりにある。写真はiPhone SEとの比較
ハローキティフォン 開いた状態で持ったところ。待受画面にもキティちゃんが描かれている
ハローキティフォン ダイヤルキー。青い部分は液晶保護シートの一部なので、剥がせばなくなる

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