ZTEは9月1日(現地時間)、ドイツ・ベルリンで開催される展示会「IFA 2016」に合わせて、Androidスマートフォン「AXON 7 mini」を発表した。日本を含む世界9カ国での販売を予定しており、米国以外では9月7日以降に順次発売する。希望小売価格は299ユーロ(付加価値税込み、日本円で約3万4600円)。
AXON 7 miniは、同社のフラッグシップモデル「AXON 7」(参考記事)の兄弟モデル。BMWのグループ会社であるDesignworksと共同でデザインした金属ボディー、旭化成エレクトロニクス製のオーディオチップ「AK4961」「AK4490」による高音質サウンド、Dolby Atomsに対応するデュアルスピーカーといったAXON 7の特徴的な機能を引き継いでいる。
一方で、プロセッサをQualcomm製の「Snapdragon 617」(CPU部は 1.5GHz×4コア+1.2GHz×4コア構成)、ディスプレイを5.2型のフルHD(1080×1920ピクセル)有機ELディスプレイにするなど、スペックを見直すことによって手頃な価格感を実現している。
システムメモリは3GB、内蔵ストレージは32GBを備え、外部ストレージはmicroSDXC(最大128GB)に対応する。外部接続端子はUSB 2.0 Type-Cとなっている。本体背面には指紋認証センサーを備えている。アウトカメラが約1600万画素(F1.9レンズ)のセンサー、インカメラが800万画素のセンサーをそれぞれ採用している。
バッテリー容量は2705mAhで、ユーザーによる交換はできない。Qualcommの超急速充電技術「Quick Charge 2.0」に対応しており、対応充電器を利用すれば残量0%から50%まで約30分で充電できるようになっている。
モバイル通信の対応規格・周波数帯は以下の通りとなる。なお、FDD-LTEはキャリアアグリゲーション(CA)に対応しており、下り最大300Mbps(理論値)での通信が可能だ。
本機はデュアルSIM対応だが、うち1スロットはmicroSDと排他となる。無線LAN(Wi-Fi)はIEEE 802.11ac/a/b/g/n(2.4GHz帯・5GHz帯)に対応する。OSはAndroid 6.0となる。
機種名 | AXON 7 mini |
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メーカー | ZTE |
OS | Android 6.0 |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 617(MSM8952)/1.5Hz 4コア+1.2GHz 4コア |
メインメモリ | 3Gバイト |
ストレージ | 32Gバイト |
外部メモリ | microSDXC(最大128Gバイト) |
ディスプレイ | 約5.2型フルHD 有機EL |
解像度 | 1080×1920ピクセル |
バッテリー容量 | 2705mAh |
アウトカメラ | 有効約1600万画素CMOS |
インカメラ | 有効約800万画素CMOS |
ボディカラー | Quartz grey、Ion gold |
サイズ | 約71(幅)×147.5(高さ)×7.8(奥行き)mm |
重量 | 約153g |
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