NTTドコモが、ソニーモバイルコミュニケーションズ製の「Xperia X Compact SO-02J」を11月上旬に発売する。
海外でも発表されたXperia X Compactのドコモ版で、日本の大手キャリアではドコモのみが扱う。幅65mmのボディーに4.6型HD(720×1280ピクセル)ディスプレイを搭載しており、幅72mmの「Xperia XZ」よりも細く片手で持ちやすい。カラーはミストブルー、ホワイト、ユニバースブラック、ソフトピンクの4色。ソフトピンクは海外では未発表のカラーだ。
海外版では防水に対応していないが、SO-02JはIPX5/IPX8の防水と、IP5Xの防塵(じん)に対応した。SO-02Jでは防水・防塵テストが済んでおり、動作保証をするかどうかが違いとなる。海外版と本体の構造は変わらない。
Xperia XZと同じくループ形状のデザインを採用し、背面から側面に掛けてラウンドさせてフィット感にこだわった。背面素材は金属ではなく樹脂だが、「白」「シルバー」「端末色」「光沢」という4層の塗装(多層コーティング)をすることで、陶器のようなツヤ感を表現した。
アウトカメラとバッテリーはXperia XZと同等の進化を果たした。カメラは暗い場所でもピントを合わせやすい「レーザーAF」、ホワイトバランスを正しく認識する「RGBC-IRセンサー」、5軸の手ブレ補正機能を新たに搭載。ユーザーの生活サイクルに合わせて充電サイクルを調整し、2年使ってもバッテリーを劣化しにくくする「いたわり充電」も採用した。
従来のCompactシリーズでは2GBだったメインメモリは3GBにアップ。外部接続端子はXperia XZと同じくUSB Type-Cを採用した。プロセッサはQualcommの「Snapdragon 650」で、通信速度は下り最大262.5Mbpsにとどまる(XZは下り最大500Mbps)。ワンセグは対応するがフルセグは利用できない。VoLTEの音質をさらに高める「HD+」にも対応しない。
機種名 | Xperia X Compact SO-02J |
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メーカー | ソニーモバイルコミュニケーションズ |
OS | Android 6.0 |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 650 M8956/1.8GHz 2コア+1.4GHz 4コア |
メインメモリ | 3GB |
ストレージ | 32GB |
外部メモリ | microSDXC(最大256GB) |
ディスプレイ | 約4.6型HD TFT液晶 |
解像度 | 720×1280ピクセル |
連続通話時間 | 約850分(LTE)、約730分(3G)、約620分(GSM) |
連続待受時間 | 約540時間(LTE)、約600時間(3G)、約470時間(GSM) |
バッテリー容量 | 2700mAh |
アウトカメラ | 有効約2300万画素CMOS |
インカメラ | 有効約510万画素CMOS |
ボディーカラー | ミストブルー、ホワイト、ユニバースブラック、ソフトピンク |
サイズ | 約65(幅)×129(高さ)×9.5(奥行き)mm |
重量 | 約135g |
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