ソフトバンク コマース&サービスは6月8日、米BLUのSIMロックフリースマートフォン「GRAND M」と「GRAND X LTE」を日本で取り扱うことを発表した。
BLUは、米国のSIMロックフリースマートフォンメーカー。2015年には米国で最もたくさんのSIMロックフリースマホを販売し、SIMフリーで35.6%のシェアを取ったこともある。このBLUの製品を、ソフトバンク コマース&サービスがディストリビューター(卸売業者)として取り扱う。まずはAmazonで販売するほか、SoftBank SELECTIONでの販売も予定している。MVNOでの取り扱いは未定で、ソフトバンクやY!mobileからの販売も予定していない。
GRAND MはAmazon限定で6月16日に発売し、価格は7980円(税込)。カラーはブラックとシルバーの2色。GRAND X LTEは6月30日に発売し、価格は1万2800円(税込)。カラーはブラック、シルバー、ゴールド、ローズゴールドの4色。いずれもスペックと価格を抑えたローエンドモデルだが、側面〜背面にアルミを採用しており重量感がある。
GRAND MはLTEには対応しない3Gモデルとなる。ディスプレイは5.0型フルワイドVGA(480×854ピクセル)液晶を搭載。メインメモリは512MB、ストレージは8GBで、最大32GBのmicroSDを利用できる。OSはAndroid 6.0を採用している。
GRAND X LTEは下り最大150MbpsのLTEに対応しており、5.0型HD(720×1280ピクセル)ディスプレイを搭載。メインメモリは1GB、ストレージは8GBで、最大32GBのmicroSDを利用できる。OSはGRAND Mの6.0よりも新しいAndroid 7.0を採用している。
ホームのUI(ユーザーインタフェース)はAndroidの素の状態となっている。また、2機種ともインカメラでもフォトライトも利用できる。アウトカメラ/インカメラの画素数はGRAND Mが500万画素/320万画素、GRAND X LTEが800万画素/500万画素。シワを取ったり美白に見せたりできる「美顔」モードも用意した。
端末は単体で販売される。現時点でSIMカードはセットされないため、ユーザーは自分でSIMを用意する必要がある。2機種ともドコモやソフトバンクの回線を用いたSIMカードを利用できるが、GRAND Mで通信をするには、SIMカードが3G端末に対応している必要がある(一部のLTE対応SIMカードは、3G端末では動作しない)。
機種名 | GRAND M | GRAND X LTE |
---|---|---|
メーカー | BLU | |
OS | Android 6.0 | Android 7.0 |
プロセッサ | MediaTek MTK6580(1.3GHz 4コア) | MediaTek MTK6737(1.25GHz 4コア) |
メインメモリ | 512MB | 1GB |
ストレージ | 8GB | 8GB |
外部メモリ | microSD(最大32GB) | |
ディスプレイ | 約5.0型フルワイドVGA TFT液晶 | 約5.0型HD TFT液晶 |
解像度 | 480×854ピクセル | 720×1280ピクセル |
バッテリー容量 | 2200mAh | 2400mAh |
アウトカメラ | 有効約500万画素CMOS | 有効約800万画素CMOS |
インカメラ | 有効約320万画素CMOS | 有効約500万画素CMOS |
ボディーカラー | ブラック、シルバー | ブラック、シルバー、ゴールド、ローズゴールド |
サイズ | 約72.1(幅)×144.9(高さ)×9.4(奥行き)mm | 約72.3(幅)×146×9.4(奥行き)mm |
重量 | 約171g | 約167.2g |
ネットワーク | W-CDMA:Band 1(2100MHz)、5(850MHz)、6(800MHz)、8(900MHz)、19(800MHz) | LTE:Band 1(2100MHz)、3(1800MHz)、6(800MHz)、8(900MHz)、9(1700MHz)、19(900MHz) W-CDMA:Band 1(2100MHz)、6(800MHz)、8(900MHz)、19(800MHz) |
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