ITmedia Mobile編集部で発掘された、思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、ボーダフォン(現・ソフトバンク)のシャープ製ケータイ「Vodafone V601SH」です。
当時、「J-PHONE(ジェイフォン)」から「Vodafone(ボーダフォン)」への社名・ブランド変更が行われた時期と合致します。そのことに伴い、携帯電話の型番の付与ルールも変更されました(参考記事)。V601SHはこのルールに従うと「シャープ製のパケット通信対応のハイエンドPDC(2G)の初号機」ということになります。
202万画素のオートフォーカス(AF)対応CCDカメラを搭載し、最大20倍のデジタルズーム撮影に対応していました。撮影した写真は、外部映像出力を使ってテレビに投影して楽しむこともできました。
V601SHには犬の話す“言葉”を分析できる「バウリンガル」アプリがプリインストールされていました。ただし、バウリンガルを使うにはオプションの専用SDメモリーカード(書き換えできないROM)を別途購入する必要がありました。
メール機能では、圏外の時に作成したメールを圏内に入ると自動送信する「送信予約メール機能」や、特定のメンバーとのやり取りを見ることができる「チャットフォルダー」を搭載していました。
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