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» 2017年12月30日 09時45分 公開

Mobile Monthly Top10:2017年のモバイル業界を振り返る(10月編):復活の“2画面スマホ”/iPhone X予約狂騒曲

アクセスランキングで振り返る、2017年のモバイル業界。10月は、NTTドコモの2017年冬・2018年春モデルに関する記事が多く読まれました。特に、同社から4年ぶりに登場する2画面スマートフォン「M Z-01K」に関する記事は別格です。

[井上翔,ITmedia]

 2017年も多数の話題がモバイル業界をにぎわせました。ここでは、2017年1月〜12月のITmedia Mobile月間アクセスランキングを紹介し、各月で注目を集めたトピックを振り返っていきます。

 今回は10月のランキングをお届けします。

 10月といえば、iPhone発売後の“熱狂”が一段落し、各キャリアから発売される冬商戦モデルに注目が集まる時期です。ただ、今年(2017年)はiPhoneの発売時期が9月(iPhone 8とiPhone 8 Plus)と11月(iPhone X)に分散したことから、アクセスランキングにも影響が出るものと予想されました。

 今年(2017年)の10月は、ランキング上位10記事のうち6つがNTTドコモの2017年冬・2018年春モデルに関連する記事となりました。大手キャリアで唯一大規模な新製品発表会を実施したことが影響したものと思われます。中でも、2画面スマホ「M Z-01K」に対する注目は抜群で、ランキングのトップ3を占めました。

 Z-01Kはドコモが企画し、中国ZTEが開発を担当したモデル。欧米と中国では「Axon M」として販売されます。

 ドコモの2画面スマホは、約4年前に登場したNECカシオ(現・NEC)製の「MEDIAS W N-05E」が記憶に新しい(?)ところ(参考記事)。その斬新さに多くの人たちが期待を寄せましたが、チップセット(CPUやGPU)の処理能力やソフトウェアの制約が影響して2画面の“ポテンシャル”を発揮しきれませんでした。

 それに対し、Mは処理能力に余裕のあるプロセッサを採用し、ソフトウェア面の制約もほぼなくなりました。「SNSと動画」「Webブラウザと動画」といった2つのアプリを同時に表示したいというニーズの高まりと相まって、いよいよ2画面の“底力”が発揮できる環境が整いました。

 ほぼ「板状」で画一的にも見える昨今のスマホ。見た目も個性的な2画面スマホが日本や世界にどう受け入れられるか、注目です。

M Z-01K 10月にものすごく注目を集めた「M Z-01K」。米国ではすでにAT&Tから「Axon M」として発売済みだが、ある意味での「生まれ故郷」である日本では2018年2月下旬に発売予定。売れ行きには要注目だ

 一方、iPhoneに関連する記事は2つランクインしました。そのうち、10位の「10月27日16時1分から 『iPhone X』の予約方法をおさらいする」は、タイトル通りiPhone Xの予約方法をまとめた記事です。

 9月に発売されたiPhone 8/8 Plusと比較して、従来のiPhoneにはない機能を満載したiPhone Xは初回入荷数が少ないと言われていました。仕事柄、筆者の知人には「iPhone X待ち」が多く、複数人実際にこの記事を参考に予約を行ったそうです。

 「Xタイム」となった10月27日16時1分、iPhone Xを待ちに待った知人たちは一斉に予約を開始。全員時間と同時に予約を開始し、早期に完了……させたのですが、発売日(11月3日)にきちんと買えた人もいれば、発売後しばらくたってからようやく買えたという人もいました。一方で、予約開始時間に出遅れたにも関わらず、発売日に買えたという人もいました。

 iPhoneの発売前の盛り上がりはある意味で「いつものこと」ではありますが、9月発売のiPhone 8/8 Plusも含めて、今までに比べると入手までにかかる時間は短縮する傾向にあります。

 2018年も出るであろう新しいiPhoneは、さらに納期の短縮が図れるかどうか、注目したいところです。ちょっと気が早いかもしれませんが……。

iPhone Xの購入ページ 「iPhone X」は当初、予約が殺到して購入しづらくなったが、比較的早期に解決することになる

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