香港に拠点を置く調査会社Counterpointは1月15日(現地時間)、中国での2017年のスマートフォン販売シェアランキングを発表した。中国以外のメーカーで10位までにランクインしたのは米Appleのみだった。
1位はOPPOの「R9」。OPPOの製品は4位と6位にも入った。R9は2499元(約4万3000円)のミッドレンジ端末。セルフィー撮影に特化した1600万画素のインカメラや急速充電が売りだ。
Appleの「iPhone 7 Plus」が2位に、「iPhone 7」が5位にランクインした。これらは「iPhone 8/8 Plus」発売段階で値下げされた後、台数が伸びた。現在の中国での販売価格は、前者が5588元から、後者は4588元からだ。iPhone 7 Plusの方がiPhone 7より売れていることは、中国市場が価格だけを重視しているわけではないことを示しているとCounterpoiutは指摘する。
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