思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、au(KDDI・沖縄セルラー電話)のソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(現・ソニーモバイルコミュニケーションズ)製ケータイ「iida G9」です。
G9は、「au Design project」の後継となるデザイン携帯電話ブランド「iida(イーダ)」の第1弾となったケータイで、「Cyber-shotケータイ S001」をベースに開発されました。
デザインを担当したのは、プロダクトデザイナーの岩崎一郎氏。3色のステンレスフレームとアルミ製キーを持つボディーは、高級感にあふれていました。ソニー・エリクソン製のスライドボディーケータイの特徴でもある「レールがみえないスライド機構」も健在です。
FWVGA(480×854ピクセル)の3型ディスプレイを持ち、カメラはベース機種ほど高画素ではありませんが、オートフォーカス(AF)対応の319万画素センサーを備えていました。テンキーは押しやすいように傾斜が付いていました。
GSM(2G)ローミング機能も備え、約180の国・地域で利用できました。海外渡航中に便利な世界時計も4種類プリインストールしていました。
(機材協力:携帯市場)
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