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» 2018年05月15日 14時30分 公開

「5」「5Z」はDSDV対応:ASUSの新しい「ZenFone 5」ファミリーが日本上陸 「5」「5Z」「5Q」を順次発売 (1/2)

「Mobile World Congress 2018」に合わせて台湾ASUSが発表した「ZenFone 5」「ZenFone 5Z」「ZenFone 5Q」が、日本でも販売されることになった。いずれもドコモ、au、Y!mobile(ソフトバンク)音声通話に対応し、5/5Zは「DSDV(Dual SIM Dual VoLTE Standby)」も可能だ。【写真追加】

[井上翔,ITmedia]

 ASUS JAPANは5月15日、SIMロックフリーのAndroidスマートフォン「ZenFone 5(ZE620KL)」「ZenFone 5Z(ZS620KL)」「ZenFone 5Q(ZC600KL)」を日本国内で発売することを発表した。いずれも2月26日(中央スペイン時間)にグローバル発表された新モデルで、全機種ともに大手3キャリア(NTTドコモ、au、Y!mobile)の音声通話に対応している。全機種ともに同日から予約を受け付け、ZenFone 5とZenFone 5Qは5月18日、ZenFone 5Zは6月下旬に発売する。

【写真追加(22時):ZenFone 5Q(ZC600KL)のモックアップ(模型)と実機の写真を追加し、ZenFone 5(ZE620KL)の写真を一部差し替えました】

ZenFone 5(ZE620KL)

 ZenFone 5(ZE620KL)は、新しいZenFone 5ファミリーの新しい中心機種。日本では「メインメモリ6GB」モデルのシャイニーブラックとスペースシルバーの2色を取り扱う。OSはAndroid 8.0をプリインストールする。想定販売価格は5万2800円(税別)だ。

ZenFone 5(ZE620KL)(正面) ZenFone 5(ZE620KL)

 プロセッサはQualcommのSnapdragon 636を搭載している。先代の「ZenFone 4(ZE554KL)」のSnadragon 660モデルと比較すると素のパフォーマンスは若干劣るが、ASUS独自の「AIブースト」を使うと、CPU処理能力が引き上げられ、ベンチマークベースではSnadragon 660モデルと同等のパフォーマンスを発揮するという。

 内蔵ストレージは64GBで、外部ストレージとして最大2TBのmicroSDXCを搭載できる。ディスプレイは1080×2246ピクセル(アスペクト比19:9)の6.2型Super IPS+液晶を搭載している。その上部には「ノッチ(切り欠き)」があるが、発売日当日に予定されているソフトウェア更新によってこの部分を「隠す」機能を追加する。本体背面には指紋センサーを搭載。インカメラを使った顔認証にも対応する。

 内蔵スピーカーはステレオ(2つ)。イヤフォンマイク接続時はハイレゾ音源の再生や「DTS Headphone:X」によるバーチャルサラウンドに対応している。付属のイヤフォンマイク「ZenEar Pro」もハイレゾ対応だ。バッテリー容量は3300mAh(ユーザー交換不可)で、ASUS独自の急速充電技術「BoostMaster」に対応している(付属のACアダプターは非対応)。

ZenFone 5(ZE620KL)(背面) ボディーカラーはシャイニーブラックとスペースシルバーの2つを用意

 アウトカメラは1200万画素センサーと800万画素センサーのデュアル構成となっている。1200万画素センサーにはF1.8レンズを組みあわせ、暗い場所での撮影性能を高めている。一方、800万画素センサーには120度の広角レンズを組みあわせ、大人数での集合写真を撮りやすくしている。4軸の光学手ブレ補正機能と3軸式の電子手ブレ補正機能も備えている。AIを活用したシーン分析や機械学習による自動エフェクト提案にも対応している。インカメラは800万画素センサーに画角84度のレンズを組み合わせている。

 SIMカードはnanoSIMを2枚搭載できる。ただし、2枚目のnanoSIMカードはmicroSDメモリーカードと“排他”となる。音声通話では「DSDV(Dual SIM Dual VoLTE Standby)」に対応する。

 モバイル通信は以下の規格と周波数帯(Band)に対応する。キャリアアグリゲーション(CA)は2波まで対応し、下り最大400Mbps・上り最大75Mbps(ともに理論値)で通信できる。

  • FD-LTE:Band 1/2/3/5/7/8/18/19/28
  • TD-LTE:Band 38/39/41
  • W-CDMA:Band 1/2/3/5/6/8/19
  • GSM:850/900/1800/1900MHz

 ボディーサイズは75.6(幅)×153(高さ)×7.7(奥行き)mm、重量は165gだ。

ZenFone 5Z(ZS620KL)

 ZenFone 5Z(ZS620KL)は、新しいZenFone 5ファミリーのハイエンドモデル。日本では「メインメモリ6GB・内蔵ストレージ128GB」モデルのシャイニーブラックとスペースシルバーの2色を取り扱う。OSはAndroid 8.0をプリインストールする。想定販売価格は6万9800円(税別)だ。

ZenFone 5Z(ZS620KL)(正面) ZenFone 5Z(ZS620KL)
ZenFone 5Z(ZS620KL)(背面) 見た目的にはZenFone 5と全く同じに見える

 プロセッサはQualcommのSnapdragon 845で、モバイル通信は3波CAにも対応する。3波CA時は下り最大800Mbps・上り最大150Mbps(ともに理論値)で通信できる。その他、マイクが3つに増えたことと、AIブーストが非搭載であること以外の主な仕様はZenFone 5(ZE620KL)と同じとなる。

「ZenFone 5(ZE620KL)」と「ZenFone 5Z(ZS620KL)」の主な仕様
機種名 ZenFone 5(ZE620KL) ZenFone 5Z(ZS620KL)
メーカー ASUS JAPAN
OS Android 8.0
プロセッサ Qualcomm Snapdragon 636 Qualcomm Snapdragon 845
メインメモリ 6GB
内蔵ストレージ 64GB 128GB
外部ストレージ microSDXC(最大2TB:2枚目SIMカードと排他)
ディスプレイ 6.2型 Super IPS+液晶
解像度 1080×2246ピクセル(上部にノッチあり)
バッテリー容量 3300mAh(ユーザー交換不可)
連続待受時間 約495時間(VoLTE)/約380時間(W-CDMA) 測定中
連続通話時間 約1500分(VoLTE)/約1530分(W-CDMA) 測定中
アウトカメラ 1200万画素CMOS(メイン)+800万画素CMOS(広角)
インカメラ 約800万画素CMOS
ボディーカラー シャイニーブラック、スペースシルバー
重量 約165g

ZenFone 5Q(ZC600KL)

 ZenFone 5Q(ZC600KL)は、新しいZenFone 5ファミリーのエントリーモデルで、一部市場では「ZenFone 5 Lite」として販売されている。アウトカメラだけではなくインカメラもデュアル構成であることが大きな特徴だ。日本ではルージュレッド、ムーンライトホワイト、ミッドナイトブラックの3色を取り扱う。OSはAndroid 7.1.1をプリインストールする。想定販売価格は3万9800円(税別)だ。

ZenFone 5Q(ZC600KL)(正面) ZenFone 5Q(ZC600KL)
ZenFone 5Q(ZC600KL)(背面) ボディーカラーはルージュレッド、ムーンライトホワイト、ミッドナイトブラックの3つ

 プロセッサはQualcommのSnapdragon 630を搭載。メインメモリは4GB、内蔵ストレージは64GBを備える。外部ストレージは最大2TBのmicroSDXCに対応する。ディスプレイはフルHD+(1080×2160ピクセル)の6型IPS液晶を搭載する。バッテリー容量は3300mAh(ユーザーによる交換不可)だ。背面には指紋センサーを搭載している。

 アウトカメラは1600万画素センサーと800万画素センサーのデュアル構成。800万画素センサーには120度の広角レンズを搭載している。インカメラは2000万画素センサーと800万画素センサーのデュアル構成で、こちらも800万画素センサーには120度の広角レンズを組み合わせている。ポートレートモード(背景ボカシ撮影)や、4K動画撮影にも対応している。

 SIMカードはnanoSIMを2枚搭載できる。ZenFone 5/5Zとは異なり、microSDスロットは独立しているため、2枚目のnanoSIMカードとmicroSDメモリーカードは“共存”可能だ。音声通話の待ち受けは通常の「DSDS(Dual SIM Dual Standby)」となり、VoLTEでの待受はどちらか片方のSIMカードのみとなる。「au VoLTE」への対応は、後日行われるソフトウェア更新が必要となる。

 モバイル通信は以下の規格と周波数帯(Band)に対応する。キャリアアグリゲーション(CA)は2波まで対応する。

  • FD-LTE:Band 1/2/3/5/7/8/18/19/28
  • TD-LTE:Band 38/39/41
  • W-CDMA:Band 1/2/3/5/6/8/19
  • GSM:850/900/1800/1900MHz

 ボディーサイズは76(幅)×160.5(高さ)×7.7(奥行き)mm、重量は168gだ。

「ZenFone 5Q(ZC600KL)」の主な仕様
機種名 ZenFone 5Q(ZC600KL)
メーカー ASUS JAPAN
OS Android 7.1.1
プロセッサ Qualcomm Snapdragon 630
メインメモリ 4GB
内蔵ストレージ 64GB
外部ストレージ microSDXC(最大2TB)
ディスプレイ 6型IPS液晶
解像度 1080×2160ピクセル
バッテリー容量 3300mAh(ユーザー交換不可)
連続待受時間 約540時間(VoLTE)/約495時間(W-CDMA)
連続通話時間 約1374分(VoLTE)/約1656分(W-CDMA)
アウトカメラ 1600万画素CMOS(メイン)+800万画素CMOS(広角)
インカメラ 約2000万画素CMOS(メイン)+約800万画素CMOS(広角)
ボディーカラー ルージュレッド、ムーンライトホワイト、ミッドナイトブラック
重量 約168g

販路について

 今回発表された3機種は、ASUS JAPANの直販サイトやASUS Store Akasakaの他、以下の販路で取り扱う。

 なお、ASUS Store Akasakaでは5月15日17時から27日の閉店時間まで、ショップをZenFone 5シリーズの特別仕様とするという。

MVNO

  • IIJmio
  • イオンモバイル
  • エキサイトモバイル
  • gooSimseller(OCN モバイル ONE)
  • QTmobile
  • DMM mobile
  • NifMo
  • BIGLOBEモバイル
  • mineo
  • LINEモバイル
  • 楽天モバイル
  • LIBMO
  • LinksMate
  • LEQUIOS mobile

量販店・通販サイトなど

  • Amazon.co.jp
  • ECカレント
  • エディオン
  • ケーズデンキ
  • コジマ
  • 上新電機
  • ソフマップ
  • TSUKUMO
  • ノジマ
  • パソコン工房
  • ひかりTVショッピング
  • PC DEPOT
  • ビックカメラ
  • ベスト電器
  • ヤマダ電機
  • ヨドバシカメラ

 次のページでは、実機写真を掲載する。

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