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» 2018年07月26日 14時05分 公開

山根康宏の海外モバイル探訪記:スマホのワイヤレス充電も可能 世界ルーター「Fonebud W」は日本にも導入予定

海外で自分のスマホを使ってデータ通信をする方法は幾つかありますが、最近増えているのが、世界中で使えるモバイルルーターです。今回紹介するのは、マレーシア発の世界ルーター「Fonebud W」。大容量のバッテリーを搭載しているのが特徴です。

[山根康宏,ITmedia]

 夏休みになれば海外旅行に行く人も多いことでしょう。今や海外旅行中であってもスマートフォンはひと時も離せません。海外で自分のスマホを使ってデータ通信をする方法は幾つかありますが、最近種類が増えているのが、世界中で使えるモバイルルーターです。これさえ持っていれば急な出張や旅行時でも現地で安価にスマホを使えます。

 マレーシア発の世界ルーター「Fonebud W」は、この夏発売予定の製品です。後発ということもあり他社品にはない特徴を備えています。まずバッテリー容量は1万mAhと、最近の大型バッテリーと変わらない大きさです。このバッテリーはFonebud W本体を駆動できるだけでなく、他のスマホを充電するためのモバイルバッテリーにもなります。

Founebud W マレーシアから登場した世界中で使えるモバイルルーター、Fonebud W

 しかもFonebud Wは片面にワイヤレス充電パッドを備えているので、この上にスマホを置くだけで充電できます。モバイルバッテリーでもこの機能を備えている製品は多くなく、ケーブルを忘れてしまっても充電できる利便性は海外旅行時に威力を発揮しそう。

Founebud W 片面はワイヤレス充電台になっている

 料金プランは国ごとや周遊タイプなど多岐にわたります。日本を含むアジア17か国8日25ドルといった各国を旅行する人向けのプランや、中国24GB、180日で45ドルのように長期滞在や頻繁に出張で訪れる人向けのプランもあります。欧州37カ国8日、4GBで37.5ドルなど、日本のキャリアのローミングサービスより使いやすいものもあります。

Founebud W スマホアプリから各国・地域のプランを買える

 Fonebud Wは既に幾つかの海外展示会で製品が披露されていますが、2018年7月に韓国・ソウルで行われたIoT関連製品イベント「KITAS2018」では早くも新製品を展示していました。といっても機能はそのままに外観を木目調に仕上げたバリエーションモデルです。製品化は未定だそうです。

Founebud W 木目調タイプも登場

 バッテリー駆動時間は連続36時間。ルーターの電源を入れたままスマホにUSBケーブルをつないで充電もできます。普段使いのモバイルバッテリーとして使うのもいいでしょう。友人同士でシェアすれば、誰かが急に海外に行くときになっても困ることがありません。最近はMVNOを契約している人が増えていますが、海外のデータローミングサービスが利用できないものがほとんど。Fonebud Wのような世界ルーターは海外旅行に興味ある人に必須の製品です。

Founebud W 本体は大きいものの、1万mAhの大容量バッテリーは安心感がある

 本体の情報は小型のディスプレイに表示されるので使い方に困ることはなさそう。データ使用量などはスマホ側のアプリで確認もできます。

Founebud W 本体のディスプレイで最小限の情報は確認できる

 日本でも発売予定とのことで、登場するのが楽しみ。韓国では8月15日に発売され、24万9700ウォン(約2万5000円)で1年間2GBのグローバルデータ料金が含まれます。最初に無料利用分が付いているので、買ってすぐに使い始められるのは便利でしょう。日本での発売を待ちたいものです。

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