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» 2018年11月28日 13時15分 公開

ソフトバンクも取り扱い:新AIチップと超広角カメラを搭載 「HUAWEI Mate 20 Pro」が11月30日発売 約11万円【更新】

ファーウェイ・ジャパンが、11月30日に「HUAWEI Mate 20 Pro」を発売する。価格は11万11880円(税別)。最新プロセッサ「Kirin 980」とLeicaと開発したトリプルカメラを搭載する。

[田中聡,ITmedia]

 ファーウェイ・ジャパンが11月28日、最新のフラグシップスマートフォン「HUAWEI Mate 20 Pro」を発表。11月30日に発売する。SIMロックフリーとして、ECサイト、家電量販店、MVNOが取り扱う。価格は11万1880円(税別)。カラーはミッドナイトブルーとトワイライトの2色。OSはAndroid 9.0。

 通信キャリアはソフトバンクも取り扱い、12月7日に予約を開始する。カラーはブラックとミッドナイトブルー(11月28日14時追記)。日本の通信キャリアでMate 20 Proを扱うのはソフトバンクのみ。

HUAWEI Mate 20 Pro 「HUAWEI Mate 20 Pro」
HUAWEI Mate 20 Pro SIMロックフリー版は11万1880円
HUAWEI Mate 20 Pro 通信キャリアではソフトバンクが取り扱う。ブラックはソフトバンク限定色だ

 Mate 20 Proは、英ロンドンで10月にHuaweiが発表したMate 20シリーズの一つ。6.39型、1440×3120ピクセルの曲面有機ELディスプレイを搭載しており、画面のアスペクト比は19.5:9の縦長になっている。指紋センサーをディスプレイに内蔵にしたことで、下部のベゼルがさらに狭くなり、画面占有率は86.9%に及ぶ。

HUAWEI Mate 20 Pro

 プロセッサは最新の「Kirin 980」を搭載。AIが自動で演算処理を行う「NPU(機械学習用プロセッサ)」は、Kirin 970のシングルからデュアルに進化。このNPUと、CPU、GPUのパフォーマンスと電力効率がさらにアップ。Kirin 970比でCPUは約75%、GPUは46%、NPUは約226%パフォーマンスが向上した。ファーウェイによると、タッチの反応速度、アプリの起動速度、サムネイル写真のスクロール速度などが向上したという。

HUAWEI Mate 20 Pro Kirin 970比でCPU、GPU、NPUのパフォーマンスと省電力性が向上している
HUAWEI Mate 20 Pro タッチ速度やアプリの起動なども改善された

 4200mAhのバッテリーを装備しており、付属のACアダプターを使えば30分で70%まで充電できる高速充電「40W HUAWEIスーパーチャージ」に対応。ワイヤレス充電にも対応する他、15Wのワイヤレス急速充電も可能。さらに、Qi規格のワイヤレス充電に対応する他のデバイスを、Mate 20 Proから給電することもできる。

HUAWEI Mate 20 Pro Qi規格のワイヤレス充電に対応
HUAWEI Mate 20 Pro
HUAWEI Mate 20 Pro 設定から「ワイヤレス給電」をオンにすると、他のQi対応デバイスを充電できる

 Leica(ライカ)と協業したアウトカメラは4000万画素の広角レンズ(27mm、F1.8)、2000万画素の超広角レンズ(16mm、F2.2)、800万画素の3倍望遠レンズ(80mm、F2.4)で構成される。従来あったモノクロセンサーに代わり、超広角カメラが追加された。複数カメラを活用することで、5倍までは画質劣化を抑えた「ハイブリッドズーム」が可能。センサーサイズは1/1.7型で、ISO感度は最大102400。

HUAWEI Mate 20 Pro 背面にはフォトライトと3つのカメラを並べた
HUAWEI Mate 20 Pro 広角+超広角+望遠のレンズを搭載
HUAWEI Mate 20 Pro 1/1.7型のCMOSセンサーを採用。iPhone XS MaxやGalaxy Note9のセンサーよりも大きなサイズであることをアピールする

 AIが1500以上のシーンを自動で認識する機能は健在。被写体の背景をぼかす「ポートレートモード」では、ボカシの効果をハートや渦などに変更できるようになった。マクロ撮影は、従来よりも近くに寄って撮影できるようになった。最大10フレームを合成して黒飛びや白つぶれを抑える「スーパーHDR」も備える。

HUAWEI Mate 20 Pro 人物だけ色を付け、モノクロの背景をリアルタイムで撮影する「AIカラー」を新たに用意した

 「3Dライブメーカー」アプリを使い、ぬいぐるみなど好きなキャラクターをインカメラで3Dスキャンすることで、モデリングしたキャラクターを画面上に表示させ、一緒に写真や動画を撮ることもできる。

HUAWEI Mate 20 Pro 好きなキャラをモデリングして、画面上に表示させられる

 2400万画素のインカメラは、深度を測定できる3Dカメラに進化。インカメラの隣にあるドットプロジェクターが顔にドットを照射することで、顔の立体形状を認識する「3D顔認証」にも対応。ファーウェイによると、認証スピードは0.6秒以内、誤認率は100万分の1以下だという。また、ディスプレイ内蔵の指紋センサーは、「HUAWEI Mate 10 Pro」との比較で認証精度が30%向上したという。

HUAWEI Mate 20 Pro
HUAWEI Mate 20 Pro 前面のノッチにインカメラ、ドットプロジェクター、各種センサーなどを搭載

 外部メモリはmicroSDではなく、世界初となる「NMカード」を採用。nanoSIMと同等のサイズで、microSDよりも45%小さいことが特徴。NMカードは量販店で販売し、現時点では128GBまで利用できる。SIMトレイの表と裏にnanoSIMを2枚挿すか、表にnanoSIM、裏にNMカードを挿す形となる。SIMを2枚挿した場合、どちらもVoLTEで待受ができる「DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)」に対応する。当初はドコモとソフトバンクのVoLTEのみ対応し、au VoLTEはソフトウェアアップデートで後日対応する予定。

HUAWEI Mate 20 Pro デュアルSIMとNMカードに対応

 メインメモリは6GB、内蔵ストレージは128GB。IP68の防水・防塵(じん)やNFCに対応。Dolby Atmos対応のステレオスピーカーは、USB Type-C端子とレシーバーから音が出る仕様。FeliCa(おサイフケータイ)には対応しない。Miracast対応機器に、ワイヤレスでMate 20 Proの画面を出力できるPCモードも利用できる。

HUAWEI Mate 20 Pro ナビゲーションバーをなくし、iPhone Xシリーズのように、上スワイプでホームに戻る、上スワイプ→左右スワイプでアプリ履歴を切り替える操作に対応した
HUAWEI Mate 20 Pro
HUAWEI Mate 20 Pro
HUAWEI Mate 20 Pro
HUAWEI Mate 20 Pro
HUAWEI Mate 20 Pro
HUAWEI Mate 20 Pro
HUAWEI Mate 20 Pro
「HUAWEI Mate 20 Pro」の主な仕様
機種名 HUAWEI Mate 20 Pro
メーカー Huawei
OS Android 9.0
プロセッサ Kirin 980(8コア)
メインメモリ 6GB
ストレージ 128GB
外部メモリ NMカード(最大128GB)
ディスプレイ 約6.39型QHD+ 有機EL
解像度 1440×3120ピクセル
バッテリー容量 4200mAh
アウトカメラ 有効約4000万画素CMOS(広角)+有効約2000万画素CMOS(超広角)+有効約800万画素CMOS(望遠)
インカメラ 有効約2400万画素CMOS
ボディーカラー ミッドナイトブルー、トワイライト
サイズ 約72(幅)×158(高さ)×8.6(奥行き)mm
重量 約189g
対応バンド FDD-LTE:Band 1、2、3、4、5、6、7、8、9、12、17、18、19、20、26、28、32
TD-LTE:Band 34、38、39、40、41

【更新:2018年11月28日20時53分 画像を追加し、一部追記しました】

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