9月10日(米国太平洋夏時間)、Appleが新しいiPhoneを発表した。
各製品の仕様をWebで確認すると、「通信事業者」の欄にはソフトバンク、au、NTTドコモのロゴが見受けられる。これらのキャリアは、9月20日に新しいiPhoneを発売する。
ここで気になるのが、事実上のトライアルながらも、10月からMNOとして自らのネットワークでサービスを提供する楽天モバイル。MNO参入に向けて、同社は新端末を発表したが、iPhoneを取り扱う予定はあるのだろうか。
9月4日に開催されたMNOサービスの発表会で、楽天モバイルの山田善久社長はiPhoneの取り扱いについてノーコメントである旨を回答した。改めて同社広報部に尋ねた所、現時点ではiPhoneの取り扱いは未定だという。
なお、同社(当時の楽天)は、日本では取り扱いのないiPhoneのCPO(メーカー認定整備済品)を独自ルートで調達して販売したことがある。
同社自身がMNOになることで、iPhoneを“直接”扱うことになれば、契約者の獲得においてプラスに働くと思われる。今後の動向に注目したい。
楽天モバイルがMNO事業のサービス概要を発表 月額0円の「無料サポータープログラム」で様子見スタート
ドコモ、au、ソフトバンクが「iPhone 11」「iPhone 11 Pro/11 Pro Max」を発売へ
Appleが「iPhone 11 Pro」「iPhone 11 Pro Max」を発表 約10.7万円から
楽天モバイルがメーカー認定整備済の「iPhone」を販売 オンライン限定
楽天MNOは9月上旬に料金プラン発表。10月1日にスタート――iPhoneの取り扱いは「ノーコメント」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.