HDDとメモリを強化した正統モバイルノート──Let'snote R82009年PC春モデル

» 2009年01月29日 15時00分 公開
[ITmedia]
Let'snote R8

 今回登場するLet'snote Rシリーズは、シリーズ番号が「8」のままで、マイナーバージョンアップにとどまった。従来モデルで導入したCentrino 2プラットフォームを継続して採用しているため、CPUやチップセット、無線LANの構成はそのままでとなっている。CPUは超低電圧版のCore 2 Duo SU9300(動作クロック1.20GHz)を搭載し、チップセットはIntel GS45 Express、無線LANモジュールはIEEE 802.11 a/b/g/n(nはドラフト2.0に準拠)をサポートするIntel Wireless WiFi Link 5100AGNをそれぞれ採用している。

 2009年春モデルでは、オンボードのメモリが2Gバイトに増やされたおかげで、標準構成で2Gバイト、最大では4Gバイトのメモリが実装できるようになった。また、HDDも従来の120Gバイトから160Gバイトと増えている。

 ボディデザインは従来とほぼ同じで、搭載するインタフェースにも変更はない。堅牢性能も天板への100キロF加圧振動や、底面からの76センチ動作落下、26方向からの30センチ非動作落下などの工場テストをクリアしてから出荷される。また、全面防滴キーボードの採用も従来モデルと同様だ。

 Web販売専用のマイレッツ倶楽部モデルでは、人気のある「ジェットブラック」カラーがプレミアムモデルだけでなく、標準モデル、ハイスペックモデルでも選べるほか、HDDでは160Gバイトと250Gバイトの容量が選択できる。また、CPUでは、店頭モデルの上位クラスとなるCore 2 Duo SU9400(1.4GHz)がハイスペックモデルで採用された。

 プレミアムエディションでは、Bluetooth(Ver.2.0+EDR/Class1)を搭載するほか、ストレージ構成では、これまでと同じ320GバイトのHDDか、容量が64Gバイトに増えたSSDが選べる。Intel Turbo Memoryも組み込み可能だ。

Let'snote LIGHTシリーズの概要(その1)
シリーズ名 タイプ 従来比較 CPU メモリ HDD OS 実売
Let'snote LIGHT CF-R8 1スピンドル マイナーチェンジ Core 2 Duo SU9300(1.2GHz) 2048MB 160GB Business(SP1) 23万円前後
1スピンドル マイナーチェンジ Core 2 Duo SU9300(1.2GHz) 2048MB 160GB Business(SP1) 20万円前後

Let'snote LIGHTシリーズの概要(その2)
シリーズ名 液晶 解像度 チップセット 光学ドライブ GPU Office 2007 重量
Let'snote LIGHT CF-R8 10.4型 1024×768 Intel GS45 チップセット内蔵 約0.93キロ
10.4型 1024×768 Intel GS45 チップセット内蔵 約0.93キロ

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