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» 2009年03月10日 16時30分 UPDATE

CeBIT 2009:デバイスマネージャーで見るASUSの“シェル”Netbook

「ポストNetbook」が注目されるCeBIT 2009では、台湾ベンダーが次世代モデルを公開した。2009年の訴求ポイントをASUSブースでチェックする。

[長浜和也,ITmedia]

 CeBIT 2009のコンシューマー向けPC関連の展示で注目されていたものの1つが、Atomを搭載したNetbookの動向だ。有力台湾ベンダーがCeBIT 2009でブースを設けて、2009年に登場する予定の新モデルを展示していたが、ここでは、“シェル”Eee PCとして、その存在がCeBIT前からうわさされていた「Eee PC 1008HA」をデバイスマネージャーでチェックしよう。

“100xHA”系列だが、サイズは“S101”より小さい!

 ASUSのプレスセッションで「リゾートビーチの貝殻のような」という表現で紹介されたEee PC 1008HAは、その型番から分かるように、従来タイプのEee PCシリーズのミドルレンジモデルとなるEee PC 1002HAと同じラインアップに属するが、Eee PC 1002HAと同様、デザインを重視したボディラインや薄さなどは、Eee PC S101に近い。

 ボディサイズは262(幅)×178(奥行き)×25.7(厚さ)で、重さは1.1キロ。フットプリントがEee PC S101、Eee PC 1002HAよりわずかに小さくなり(幅、奥行きそれぞれ2ミリ程度)、重さはEee PC 1002HAより軽く、HDDを搭載したEee PC S101Hとほぼ同じだ。ボディの薄さはSSD搭載のEee PC S101と並ぶ。

 搭載する液晶ディスプレイのサイズは、10型ワイドで解像度は1024×600ドット。ボディには2つのUSBとアナログRGB出力用専用コネクタ、100/10BASE対応の有線LANが用意されるほか、無線接続としてIEEE 802.11b/g/n、Bluetoothが搭載される。バッテリー駆動時間は約5時間。

kn_cbt1k8_01.jpgkn_cbt1k8_02.jpg CeBIT 2009のASUSプレスセッションで公開されたEee 1008HAでは“シェル”のような光沢のあるつややかな外装も重要な特徴としてアピールされている

kn_cbt1k8_03.jpgkn_cbt1k8_04.jpg Eee PC 1008HAの左側面と右側面。カバーが開かなかったため実際のインタフェースを見ることはできなかった

kn_cbt1k8_06.jpgkn_cbt1k8_05.jpg Eee PC 1008HAの背面とキーボード

気になるAtom N280と組み合わせるチップセット

 データストレージは160GバイトのHDDを搭載するとともに、ASUSのオンラインストレージサービスであるEee Storage 10Gバイトが用意される(日本でどのようになるかは明らかになっていない)。チップセットはIntel 945 GSE Express、メモリはDDR2を1Gバイトと、ここまでの構成は従来のEee PCと同じだが、展示されていたEee PC 1008HAではCPUにAtom N280を搭載して動いているのが確認された。

 Atom N280とIntel 945GSE Expressの組み合わせが、展示サンプルの暫定的な構成で、製品版ではチップセットがGN40といわれている次世代モデルに変更されるのか、それとも、製品版でもこのままの構成なのかについて、ASUSのスタッフは「現時点ではなんともいえない」と答えている。

kn_cbt1k8_07.jpgkn_cbt1k8_08.jpg 展示されていたEee PC 1000HAのデバイスマネージャーとシステムプロパティ。CPUはAtom N280が1.66GHzで動いていた

ASUSオリジナルのメニューバーも使ってみる

 展示されていたEee PC 1008HAは、OSにWindows XP Home Edition(SP3)が導入されていたほか、ASUSが開発したユーティリティが使えるようになっていた。デスクトップの上端、下端、左右端のいずれかに常駐して、プルダウンメニューのように、Eee PCの設定項目を選択できるようになる。

 展示されていたサンプルでは、まだ使えない項目などがあって、その全容は明らかでないが、ASUSがEee PC向けに提供しているオンラインストレージサービスの「Eee Storage」用ユーティリティや、画面とサウンドの設定を集めた「Eee Xperience」、システム設定やヘルプを集めた「Eee Tools」などが用意されている。

kn_cbt1k8_09.jpgkn_cbt1k8_10.jpg ASUSオリジナルのメニューユーティリティ。プルダウンで設定項目などが選択できる。また。デスクトップで配置する場所もカスタマイズ可能だ

kn_cbt1k8_11.jpgkn_cbt1k8_12.jpg WEPC.comプロジェクトの成果としてコンセプトモデルのデモ機が展示されたデュアルディスプレイPC。CeBITでは、電子ブックのような使い方と通常のクラムシェルノートPCのような使い方が紹介されていた

kn_cbt1k8_13.jpg Nettopとして登場したEee Topも次期モデルではサイズの大型化が予定されているようだ。CeBITではET2203とET2003が展示されていた。ともにタッチパネルを組み込んだ液晶一体型の形態を採用している

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