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» 2009年08月25日 22時12分 UPDATE

自転車で液晶を点灯:ベンキューが低消費電力の21.5型ワイド液晶など新製品を披露

ベンキュージャパンは、LEDバックライト採用の液晶ディスプレイなど、9月から発売予定の新モデルを一堂に会して製品内覧会を実施した。

[ITmedia]

LEDバックライト採用の21.5型ワイド液晶などディスプレイ4製品

og_benq_001.jpg 自転車をこいで「V2200 eco」を点灯させるデモ

 ベンキュージャパンは8月25日、都内で製品内覧会を実施し、液晶ディスプレイやプロジェクターなど、同社が9月から発売する新製品を披露した。注目を集めていたのは新型液晶ディスプレイの「V2200 eco」。LEDバックライトの採用により最大消費電力が24ワットと、低消費電力を実現したのが最大の特徴だ。また、独自の画像補整技術「Senseyes 3」を搭載し、OSDメニューに用意された6つのアプリケーションモード(スタンダード、ムービー、フォト、sRGB、Game、Eco)からEcoを選択することで、さらに30%ほど消費電力を抑えられるという。会場ではワットチェッカーで消費電力を比較したり、自転車をこいだ電力で液晶を表示させるといったユニークなデモンストレーションも行われていた。

 V2200 ecoのスペックは、1920×1080ドット表示(アスペクト比16:9)に対応する21.5型ワイドのパネルを採用し、視野角が上下160度/左右170度、輝度が250カンデラ、コントラスト比1000:1、応答速度5ミリセカンドとなっている。入力インタフェースはアナログRGBとHDMIの2系統だ。なお、LEDバックライトを採用するPC用液晶ディスプレイはすでにデルやLGエレクトロニクス・ジャパンなどが発売しているが、21.5型ワイドサイズのフルHD対応液晶では同社が世界初という。

 また、LEDバックライトを採用したほぼ同じ仕様の24型ワイドモデル「V2400 eco」や、2基のHDMI入力と4基のUSBを装備し、インタフェース面を大幅に拡充した21.5型ワイドの「E2200HD」/24型ワイドの「E2420HD」などが新製品として並んでいた。実売予想価格と発売日は、V2200 ecoとV2400 ecoがそれぞれ2万3800円/3万800円で9月上旬から、E2200HDとE2420HDが2万3800円/3万800円で9月上旬となっている。このほか、それぞれ18.5型ワイド/19型ワイド/27型ワイドのLEDバックライト採用液晶ディスプレイも参考出品されていた。こちらの価格はいまのところ未定だが、スタッフの話によれば18.5型ワイド/19型ワイドは「だいたい1万4000円」、27型ワイドモデルは「ワールドワイドでは439米ドルくらい」とのこと。

og_benq_002.jpgog_benq_003.jpg ワットチェッカーによる比較。左がEco仕様の24型ワイドモデル「V2400 eco」、右が従来の「V2400W」。Ecoモードでは消費電力が16ワットまで抑えられている(写真=左)。参考出品されていたLEDバックライト採用の27型ワイドモデル(写真=右)

インターネット経由でコントロールできるプロジェクターなど7モデル

og_benq_004.jpg プロジェクターの新製品

 会場にはプロジェクターの新製品も多数展示されていた。光学ズーム機能を内蔵する「MP515」と「MP515ST」は、それぞれ1.1倍/1.2倍のズームが可能で、設置場所の自由度が向上した。また、輝度が2500ルーメンまで引き上げられ、MP515は2ワット×1、MP515STは5ワット×2のスピーカーも内蔵している。なお、MP515STの投射距離は1メートルで55インチと狭い空間でも利用できるほか、HDMI端子も備えており、AV機器や家庭用ゲーム機と接続して劣化の少ない画像表示が行える。実売予想価格はMP515が5万9800円、MP515STが6万9800円で、前者が9月4日、後者が10月2日から発売される予定だ。

 一方、XGA(1024×768ドット)で2500ルーメン/3000ルーメンを実現した「MP626」と「MP670」は、新たにLAN端子を備え、インターネット経由でプロジェクターの利用状況の監視やコントロールを行えるのが特徴だ。上位モデルのMP670はHDMI端子やリアルタイムでプロジェクターの傾きを検知し、画面のゆがみを補正する自動台形補正機能も搭載する。実売予想価格はそれぞれ8万3800円/9万9800円で、ともに10月上旬に発売される予定。

og_benq_005.jpg LAN端子を搭載しており、インターネット経由でプロジェクターをモニターできる。電源のオン/オフといったコントロールもできる

 短焦点モデルの「MP772ST」と「MP776ST」は、レンズ構成を従来の9枚から17枚に変更し、1メートルで81型の大画面投射を可能にしたのが見どころ。また、従来モデルと比較して輝度をそれぞれ2000から2500ルーメン(MP772ST)、3000から3500ルーメン(MP776ST)まで引き上げるなど、単焦点プロジェクターとしては最高クラスの明るさを実現した。両モデルともに5ワット×2のスピーカーを内蔵する。有線LAN経由でPCからプロジェクターを操作できる点もほかの新製品と同様だ。なお、上位のMP776STはHDMI端子を備え、自動台形補正機能なども搭載している。実売予想価格はMP772STが9万9800円、MP776STが18万8000円で、10月上旬に発売される。

 そのほか、XGA(1024×768ドット)で4000ルーメンを実現した高輝度モデル「MP777」は、1.3倍の光学ズームをはじめ、有線LANやHDMI端子の搭載、5ワット×2のスピーカーなど、今回発表された新機能の要素をほぼ網羅している。コントラスト比も従来モデル(SP831)の2000:1から2600:1になり、明るい会議室などでもメリハリのある表示が可能になった。また、細かいところではアナログRGB端子が1基から2基に増えたほか、本体重量も約4.5キロから3.5キロに軽量化されている。実売予想価格は18万8000円で10月上旬から発売される予定だ。

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