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» 2010年10月26日 11時00分 UPDATE

2010年PC秋冬モデル:復活した“XPS”は「個性的なミドルレンジ」に──「XPS 17」「XPS 15」「XPS 14」

デルは、ノートPCの新モデル「XPS 17」「XPS 15」「XPS 14」を発表した。復活したXPSブランドは従来の「adamo」と「Studio」のユーザーをカバーする。

[ITmedia]

「USB 3.0」「NVIDIA Optimus」「Bluetooth 3.0」──最新技術をいち早く導入するXPS

 「XPS」は、多機能高性能のラインアップをカバーするデスクトップPCとノートPCのサブブランドとして、2006年から展開していたが、現在は、Studio XPSにその名を残すのみとなっていた。10月26日に登場する「XPS 17」「XPS 15」「XPS 14」によって、XPS単独のブランドネームが復活することになるが、その位置付けは、ハイエンドの「Alienware」とエントリークラスの「Inspiron」をつなぐミドルレンジをカバーするとともに、個性的なデザインが特徴だった「adamo」、「adamo XPS」ブランドが担っていたユーザー層もターゲットにする。

 デルは、復活したXPSブランドのコンセプトを「Leading Edge Technology」「Premium Design」「Immersive Entertainment」「Digital Media Creation」と定め、最新技術を積極的に採用し、ボディデザインも重視していく。なお、XPSシリーズの登場に伴うノートPCラインアップの変更によって、XPSがカバーすることになったStudioとadamo、adamo XPSブランドはなくなる。

 「XPS 17」「XPS 15」「XPS 14」のボディデザインと採用するプラットフォーム、BTOで選択できるシステムパーツ、そして、本体に用意されるインタフェースはほぼ共通する(ただし、配置する場所は3モデルで異なる。また、USB 3.0のサポートはXPS 17とXPS 15のみ)。

 ボディサイズは、XPS 17が414.9(幅)×287.3(奥行き)×32.8〜38.5(厚さ)ミリ、重さは3.43キロ(6セルバッテリー搭載時)、XPS 15が381.0(幅)×265.4(奥行き)×32.2〜38.2(厚さ)ミリ、重さは2.78キロ(6セルバッテリー搭載時)、XPS 14が352.8(幅)×247.4(奥行き)×31.4〜35.4(厚さ)ミリ、重さは2.43キロ(6セルバッテリー搭載時)。

kn_xps171514_01.jpgkn_xps171514_02.jpgkn_xps171514_03.jpg 左からXPS 17、XPS 15、XPS 14。ボディデザインはほぼ共通する

 インタフェースには、HDMI 1.4a、Mini DisplayPort、USB 3.0×2(XPS 17、XPS 15のみ)、USB 2.0(1基はeSATA兼用、XPS 17は2基、XPS 15は1基、XPS 14は3基搭載)、メディアカードリーダー(SDメモリーカード、SDIOカード、SDHCカード、SDXCカード、メモリースティック、メモリースティック PRO、メモリースティック XC、MMC、xDピクチャーカード)を備える。ネットワークは1000BASE-Tに対応する有線LANにIEEE 802.11 a/b/g/n対応の無線LAN、そして、無線接続としてBluetooth 3.0を採用する。

 また、内蔵ドライブでは、DVDスーパーマルチ、Blu-ray Discドライブが選べる。スピーカーには、JBL監修のモデルを採用したほか、高音質を再現するWave MaxxAudioを導入する。HDMI 1.4aを備えるので、このインタフェースをサポートする3D立体視対応の大型テレビを接続すれば、NVIDIAの3D Visoinを利用可能だ。

 

 また、SIMカードタイプのB-CASカードを採用することで、XPS 17、XPS 15、XPS 14のいずれのモデルでも地上デジタルチューナーを内蔵可能。専用のアンテナケーブルを利用すれば太い同軸ケーブルを使用しなくても済む。

 液晶ディスプレイは、XPS 17で17.4型ワイド(最大解像度1600×900ドット)を搭載、XPS 15では、サイズが15.6型ワイドで、解像度は1920×1080ドットと1366×768ドットから選べる。XPS 14はサイズが14型ワイドで解像度は1366×768ドットのみ。すべてのモデルで光沢タイプのパネルを採用する。

kn_xps171514_05.jpgkn_xps171514_04.jpgkn_xps171514_06.jpg XPS 17に用意されるインタフェース。左側面(写真=左)に背面(写真=中央)、そして、右側面(写真=右)

 3モデルともシステムボードにIntel HM57 Expressチップセットを搭載し、BTOで選択できるCPUはクアッドコアのCore i7-840M(1.86GHz、Turbo Boost Technology有効時で最高3.2GHz)とCore i7-740M(1.73GHz、Turbo Boost Technology有効時で最高2.93GHz)、デュアルコアのCore i5-560M(2.66GHz、Turbo Boost Technology有効時で最高2.93GHz)とCore i5-460M(2.53GHz、Turbo Boost Technology有効時で最高2.8GHz)の4モデルを用意する。システムメモリは、XPS 17でDDR3を最大16Gバイト、XPS 15、XPS 14は最大8Gバイトを実装できる。

 グラフィックス機能は、CPUに統合されたIntel HD Graphics(ただし、Core i5-560M、Core i5-460M搭載時のみ)のほかに、外付けのGPUとしてNVIDIAのGeForce GT 445M(GDDR3 3Gバイト、XPS 17でのみ選択可能)、GeForce GT 435(GDDR3 2Gバイト、XPS 15でのみ選択可能)、MGeForce GT 435M(GDDR3 1Gバイト、XPS 17でのみ選択可能)、GeForce GT 425M(GDDR3 2Gバイト、XPS 14でのみ選択可能)、GeForce GT 420M(GDDR 1Gバイト、XPS 15とXPS 14で選択可能)がBTOで選択できる。Intel HD Graphicsと外付けGPUを搭載した構成では、NVIDIAが開発したGPU自動切換え機能の「NVIDIA Optimus」が利用できる。

 データストレージは、XPS 17で512GバイトのSSD、750GバイトHDD×2基という構成が用意されるほか、256GバイトのSSD、750Gバイト、640Gバイト、500Gバイト、320GバイトのHDDが選択可能だ。HDDはすべて7200rpmタイプになる。また、PC本体の落下を検知してヘッダを退避させる「HDD Free Fall Sensor」と落下衝撃を吸収する「StrikeZone」を備える。 

 XPS 17、XPS 15、XPS 14は10月26日から受注を開始する。最小構成の価格はXPS 17で10万9980円、XPS 15で9万9980円、XPS 14で8万9980円になる。

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