Acerのプレスカンファレンスでは、Windows 8との連携を強調している。Acerは、Windows 8について、PCの使い勝手を「Touch and Type」「Instant Power-on Experience」「User-Friendly From Factor Evolution」「Convenient Online Store Upgrades」といった4つの項目で向上すると説明する。
Acerがプレスカンファレンスで公開した新モデルは、いずれもタッチパネルを搭載してWindows 8が導入する新しいユーザーインタフェースを利用できるようになる。Acerは、今回投入する製品を画面サイズと価格で利用シーンを分類し、それぞれの利用目的にあったデバイスとしてアピールした。
10.1型クラスのディスプレイを搭載して、実売価格が600〜800ドルを想定する「ICONIA W510」は、移動利用からオフィスのデスクワークをカバーする。屋外移動では、スレートタイプのタブレットデバイス本体を使う「Tablet Mode」だが、オフィスではキーボード搭載ポートリプリケータに接続してクラムシェルタイプのノートPCのように使う「Productivity Mode」で利用する。さらに、キーボード部分を裏側に折る(資料によるとディスプレイの開く角度は295度)とディスプレイ部分が前になった「Presentation Mode」になって、メディアプレイヤーのような利用も可能になる。
11.6型ワイド液晶ディスプレイを搭載する「ICONIA W700」は、解像度が1920×1080ドットのフルHDに対応するほか、20点同時タッチに対応するタッチパネルを搭載する。また、音質補正技術の「Dolby Home Theater」の導入、3基のUSB 3.0を搭載するなど、高機能なタブレットデバイスとなっている。付属するクレードルを利用すると、横置き、縦置きのどちらでも設置できるコンテンツビューアになるほか、水平に設置して複数のユーザーがタッチ操作で利用することも可能だ。
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