Windows 8に対応するアプリの入手方法についても言及し、Windows 8の販売開始と同時に本格運用を始めた「Windows ストア」からダウンロードすることを紹介した上で、Windows ストアの画面レイアウトもカテゴリーごとにアプリを分類し、視覚的に目的のアプリと入手操作が分かりやすくなったと説明している。
説明会ではWindowsストアから入手できるアプリの一部を、実際の操作と利用するシーンとともに公開した。新聞アプリでは、紙面の一覧やページ遷移がタッチ操作で流れるようにできるほか、ピックアップして共有したい記事に対しては、チャーム機能から共有メニューを選ぶことで、少ない手順でできることを訴求する。
Yahoo! JAPANのWindows 8 アプリとkabu.comのアプリ(kabu.com for Windows)では、「スナップビュー」機能を使って画面を2分割して同時に利用できることを紹介したほか、検索機能では、キーワードで検索した結果でリストアップしたアプリも利用できることを実際の操作で説明した。
個人を想定した利用シーンの紹介では、自分が選んだ画像を年賀状で利用する操作を取り上げ、選んだ画像からチャーム機能の共有メニュー年賀状アプリを指定すれば、選んだ画像を使った年賀状の作成ができる操作を紹介した。
樋口氏は、Windows 8が画期的な新しいOSだけに、ユーザーに対して十分な説明ができないと購入してもらえない、と認識している。そのため、OSの機能を説明するトレーニングを行ったスタッフを現時点で1万1000人用意しており、今後は、約1000回に及ぶ店頭デモも予定していることを明らかにした。
さらに、Windows 8を導入するPCが世界市場全体で1000モデル登場し、日本市場向けには、世界各国市場で最も多い250モデルが登場する予定であるなど、日本におけるWindows 8の普及を日本マイクロソフトが全力で進めていくと語った。
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