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» 2013年02月25日 17時00分 UPDATE

鈴木淳也の「まとめて覚える! Windows 8」:「これから買うもん!」というあなたのために──「アップグレードアシスタント」編

ダウンロード版を選択したユーザーが最初に遭遇する「アップグレードアシスタント」。この付き合いかたとここから始めるインストール手順をまとめて覚える。

[鈴木淳也(Junya Suzuki),ITmedia]

アップグレードアシスタントをダウンロード

 アップグレードアシスタントは、アップグレード対象となるWindowsマシンのOS環境を調べて、ハードウェアの適合状況やインストール済みアプリケーションの互換性を報告し、Windows 8の購入からダウンロード、セットアップまでの手順をこなしてくれるセットアップツールだ。まずはMicrosoftの「Windows 8 へのアップグレード」にアクセスして、アップグレードアシスタントをダウンロードする。ダウンロードしたファイルを実行すると、アップグレードアシスタントが互換性チェックを始め、その診断結果をユーザーに示してくれる。

kn_win8ren0203_01.jpgkn_win8ren0203_02.jpg アップグレードアシスタントを起動すると最初に互換性チェックを開始し、その結果をリポート形式で表示する。未対応デバイスやアプリケーションが多数出てくる場合もあるが、その結果を了承してからインストール作業を進めよう

 互換性リポートの確認が終わると、次にアップグレードインストールで引き継ぐ内容を確認する。「Windowsの設定、個人用ファイル、アプリ」「個人用ファイルのみ」「何も引き継がない」の選択肢を示すので、自分の希望に合った項目を選ぶ。なお、アップグレード元のOSによって、ここで選択可能な項目が変わってくるので注意したい。詳細はすでに掲載した記事で説明しているが、引き継げる環境の種類をもう一度確認しておこう。

OS移行によって引き継げるデータの種類
移行元OS 個人ファイル Windows設定 アプリケーション
Windows 7
Windows Vista ×
Windows XP × ×

 ここで、アプリケーションやWindowsの設定を引き継がない場合、Windows 8のインストール後に各種再設定やアプリケーションの再インストール作業が必要になる。ただし、アップグレードインストールで何も引き継がなかった場合でも、従来のファイルそのものは保管するので、個人用ファイルなどは後から復活が可能だ。それでも心配な場合は、あらかじめ必要ファイルのバックアップを取得しておく。

kn_win8ren0203_03.jpg アップグレードインストールにおける引き継ぎ項目の選択(画面はWindows 7で実行した場合)。ここですべてを引き継げるようにしておくと、そのあとのアプリケーションの再インストールや環境設定などを省くことができる

Windows 8の購入とダウンロード

 ここから先はWindows 8の購入プロセスに入る。画面の手順はWindows 7 Professionalを使って1月31日以前に行った作業であることを了承いただきたい。購入可能なエディションの一覧を表示して、次にWindows 8本体をダウンロードのみで済ませるか、あるいはDVDのパッケージメディアを購入するかの選択が出現する。ダウンロードを選択した場合、サイズが2Gバイト程度のファイルをダウンロードすることになる。

 オンライン購入で利用できる支払い方法は、クレジットカード、または、PayPalのいずれかとなる。作業の途中でプロダクトキーを表示するのでメモしておこう。メールアドレスにも別途送信されてくるが、失念しても、誤ってメールを削除してもプロダクトキーは再発行しないので注意してほしい。

kn_win8ren0203_04.jpgkn_win8ren0203_05.jpgkn_win8ren0203_06.jpg Windows 7 Professionalでアップグレードアシスタントを実行した場合、購入可能なエディションは「Windows 8 Pro」のみとなる。サイズが2Gバイト程度になるファイルのダウンロードか、DVDメディアの郵送販売かのいずれかを選択可能。なお、この画面は2013年1月31日以前に購入した価格表示になっているので注意してほしい(写真=左、中央)。約2Gバイトのファイルのダウンロードには、光回線の場合で30〜40分程度の時間がかかる。ただ、途中で中断しても、ダウンロードできたところから再開可能だ(写真=右)

 ダウンロードが完了すると、「今すぐインストール」「メディアを作ってインストール」「後でデスクトップからインストール」から選ぶことになる。今すぐインストール以外は、いったんアップグレードアシスタントを終了してからインストールを行う点で共通だ。ただ、できることなら“保険”をかけるつもりで「メディアを作ってインストール」を選択したい。USBメモリ、または、DVD書き込みが可能なドライブを使って、ダウンロードしたファイルを外部メディアに保存する。USBメモリの場合は4Gバイト以上の容量が必要になる。DVD利用の場合はISOファイル形式でデータを用意するため、いったんHDDに保存して、後からメディアに書き込むことも可能だ。

kn_win8ren0203_07.jpgkn_win8ren0203_08.jpgkn_win8ren0203_09.jpg Windows 8のダウンロード完了後に3つのインストール手順のいずれかを選択する(写真=左)。「メディアを作ってインストール」を選択すると、USBフラッシュドライブとISOファイル(DVD)のいずれかの保存先を指定できる。なお、この設定の最中にプロダクトキーの入力が必要になる(写真=中央)。インストールメディアの設定が完了した直後のUSBメモリの使用状況。2.7Gバイト使用していることから分かるように、容量4Gバイト以上のUSBメモリが必要になる(写真=右)

 以上がアップグレードインストールにおける初期手順だ。ここから先はアップグレードインストールとクリーンインストールでの手順は共通となる。両者の違いに触れつつ、残りの手順を次回はまとめて覚えよう。なお、これまで紹介してきたWindows 8の各種テクニックや、Windows 8搭載PCの新製品情報なども、こちらの特集ページにまとめているので、あわせて参考にしていただきたい。

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