Thermaltake、壁掛けPCケースを日本でもドドドン!とこの秋に出荷開始COMPUTEX TAIPEI 2015

» 2015年06月06日 00時03分 公開
[長浜和也ITmedia]

その大きさを人類と比較して体感してください

 COMPUTEX TAIPEI 2015のPCパーツベンダーのブースでは、PCケースをカスタマイズ(というより、巨大なオブジェ造形の域に近い)する「MOD」の展示が多かった。カスタマイズベースのPCケース「Core Xシリーズ」「Core V」シリーズをそろえるThermaltakeのブースでも当然ながら、巨大なMODを展示していた。

Thermaltakeブースの正面に展示していた「Core X9」ベースのPC“MOD”ケースがどのくらい大きいというとー

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こんなにおっきいーのー!

 ThemaltaleのブースではこのMODのベースとなったCore X9をはじめとする、巨大なPCケース「Core」シリーズのラインアップが所狭しと並んでいた。日本でも3月から販売しているが、この大きさを目の当たりにすると、日本の家屋で購入するのはいろいろな意味で勇気がいるなあ、と思わずにはいられない。買ったはいいものの、家族から「あなたぁぁぁああああ! こんなにでっかいもの買ってきて、どこに置くつもりなののおおおおおぉぉぉぉ!」となっているご家庭も多いはずだ(とはいえ、捨てるのもひと苦労だろうから、そういう意味では買ったもん勝ち)。

だって、こんなに大きかったら、じゃまなんだもん

 そういうフィードバックがあったからかどうかは知らないが、Thermaltakeは、“壁掛け”タイプのPCケース「Core P5」を公開した。おお、これなら、底面積的に場所を取らなくて済む。「家庭のトラブルを避けるためにCore P5を開発したのですか?」という質問に、Thermaltakeは「そういうクレームは聞いたことがありません。これは、組み込んだPCパーツをアートのように楽しむためのPCケースです」と答えている。日本でも販売を計画しており、出荷開始は9月を予定している。ただし、価格はまだ決まっていない。

壁掛け可能なPCケース「Core P5」は、壁に掛けずとも自立できる

側面にはUSB 3.0を2基備える。背面にはインシュレータを備えてそのまま横置きもできる。ただ、横に置いたら家族に怒られるだろうなあ

こちらはブース展示のために特注した巨大な壁掛けPCだ。グラフィックスカードはPCI Express x16対応スロットからフレキシブルケーブルを延ばして、マザーボードの下に2枚並べて配置している。冷却水チューブの取り回しなど、ここまでやってしまうと、あとさき考えずに欲しくなってしまうこの症状に名前をつけたい

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