「Windows 10 IoT Core」正式版が無料公開Raspberry Pi 2/MinnowBoard Maxで動作

» 2015年08月11日 15時00分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは8月10日(現地時間)、IoT(Internet of things)など組み込み機器向けWindows 10となる「Windows 10 IoT Core」の正式版を公開した。Windows Dev Centerから、小型マイコンボードの「Raspberry Pi 2」用と「MinnowBoard Max」用が無料でダウンロードできる。

「Windows 10 IoT Core」のダウンロードページ

 4月の米Microsoft開発者会議「Build 2015」で発表されたプレビュー版(Insider Preview)から、Wi-FiやBluetoothのサポートが加わったほか、パフォーマンスの改善やバグフィックスが行われている(詳細はリリースノートを参照)。

 Windows 10 IoT Coreは、Windowsのインタフェースとなるシェルや(リッチな)アプリが提供されず、UWP(Universal Windows Platform)アプリのシンプルな実行環境のみが用意される。開発環境としては、PC向けWindows 10の正式版(Build 10240)とVisual Studio 2015が必要だ。

Windows 10は、スマートフォンからタブレット、PC、IoTなど、幅広いデバイスをサポートする。共通のコードで、幅広いWindows 10デバイスの動作に対応するUWP(Universal Windows Platform)アプリも大きな特徴だ

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