既報の通り、10月27日(現地時間)に行われた米Appleの新製品イベントで、Touch Barを搭載した新型「MacBook Pro」が発表された。これにあわせて、一夜明けた日本時間の10月28日から、アップルストア表参道店で製品展示が開始されている。
といっても、展示機は店舗入り口左右の円筒形ショーケースに設置された15インチ/13インチの1台ずつのみ。実機に触って操作することはできず、Touch Barが動作するデモをケースの外から見られるだけだ。
従来のファンクションキーを廃し、これに代わる入力インタフェースとして、有機ELディスプレイと静電容量式タッチパネルを組み合わせたガラスのバーをキーボード上部に配置したデザインは、SurfaceシリーズなどノートPCにマルチタッチ液晶を採用する方向性とは異なるもう一つの選択肢として興味深いが、重要なのは実際にそれがユーザー体験の向上につながるかどうか。そういう意味で、タッチ&トライできない展示内容はちょっと残念だ。
ただし、実はTouch Bar搭載MacBook Proを展示しているのは世界でわずか7店舗のみ。米国を除けば、この表参道店とドバイ、上海、ロンドンの4店舗しかないという。現時点で、Touch Bar搭載MacBook Proの出荷予定日は2週間後〜となっており、日本のユーザーにとってこの表参道店が貴重な場であることは間違いない。見るだけでもかまわない、という方は、アップルストア表参道を訪れてみてはいかだろうか。
なお、Touch Bar非搭載モデルはすでに購入可能だが、展示は土曜日からになるようだ。
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