ASUS JAPANは3月2日、直営ショップ「ASUS Store Akasaka」(東京都港区)をオープンする。ASUS専売店としては世界で初めて「ショップ(販売)機能」と「修理拠点機能」を兼ね備えており、条件によっては即日修理も可能だ(詳細は後述)。営業時間は毎日10時から20時まで(3月2日のみ12時から営業開始)。
ショップとしてのASUS Store Akasakaは、スマートフォン、タブレットやノートPCなどのモバイル製品とそのアクセサリーを中心に販売している。
スマートフォン(ZenFone)は、量販店で販売しているカタログモデルに加えて、一部スペックを変更した「カスタマイズ(限定)モデル」(参考記事)も購入できる。
通常、カスタマイズモデルは特定のMVNOを通して販売される。しかし、この店に来れば単品で買える。「カスタマイズモデルが欲しいけれど、SIMカードの契約がなぁ……」という人にはうってつけのサービスといえる。
ノートPC(ZenBookなど)は、Web直販限定のUSキーボードモデルも展示されており、その場で購入できる。デタッチャブル(キーボード着脱式)の2in1ノートPC(TransBook)、Androidタブレット(ZenPad)、ChromebookやゲーミングノートPC(Republic of Gamers)も展示・販売している。
なお、ノートPCの一部モデルについては、日本語キーボードからUSキーボードへの換装(TransBookについてはキーボード部の交換)サービスも提供する。
ASUSのPC・スマホ・タブレットの純正アクセサリー、サードパーティー製のスマホケースや画面保護フィルムも取り扱う。
一般店頭では入手困難な純正アクセサリーも扱うそうなので、「駆け込み寺」的な使い方もできそうだ。
修理拠点としてのASUS Store Akasakaは、ASUS製PC、スマートフォン、タブレットやスマートウォッチ(ZenWatch)の修理を受け付ける。
店頭での修理サポートは原則として予約制で、事前にWebサイトで予約した上で来店することが推奨されている。予約なしで修理サポートを依頼することも可能だが、予約済みユーザーへの対応が優先される。
修理サポートはメーカーの保証規定に従って行われる。保証期間外、あるいは保証範囲外の修理についてはその場で代金の見積もりも提示される。
ノートPC(2in1を含む)、スマホ・タブレットやスマートウォッチは、店内にある修理コーナーで修理する。このコーナーは修理センターの機能を凝縮したもので、対象製品をセンターと同一条件で修理できる。
「修理の前後で動作チェックを行う必要がある」(担当者)こともあり、修理は原則として3営業日かけて行う。ただし、以下の条件に合致した場合、即日修理を実施する場合がある。
現時点では、即日修理は半日程度かかる。今後準備ができ次第、一部の修理項目について1時間で完了する「クイック修理」を取り入れる予定だ。
スマホ・タブレットについては、有償だが修理期間中の代替機の貸し出しも行うという。
その他の製品(デスクトップPC、ディスプレイなど)については店頭で預り、修理センターに送付して修理する。この場合、修理に7営業日程度かかる。
海外から持ち込んだASUS製品(並行輸入品を含む)の修理サポートについては、以下のように対応する。
【訂正:2019年7月12日15時25分】初出時、一定条件で海外から持ち込んだスマートフォンやタブレットの修理を受け付ける旨を記載していましたが、ASUS JAPANから実際は受け付けていない旨の連絡を受けたため訂正いたしました
ASUS Store Akasakaでは、以下の無償サービスを提供する。
また、同店では開店記念のキャンペーンとして「SNSキャンペーン」を実施する。SNS上で「#ASUS」「#Akasaka」のハッシュタグを付けて写真を投稿し、それを店員に見せるともれなく「ZenTaroクリーニングキット」がもらえる。
さらに、「ZenFone 4」のカスタマイズモデルを購入した先着100人に「Arts Labo」で取り扱っているZenFone 4用ケースを1つプレゼントするキャンペーンを実施する。このキャンペーンはインターネットイニシアティブ(IIJ)の協力のもと行われるもので「Webサイトから好きなケースを注文して後日配送」という形を取る。
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