以上の通りのだが、機能・デザイン・価格という3つの項目ごとに採点してみよう。
【機能性:★★★★★】
厚み0.3mmの極薄とはいえ、塩ビ製のしっかりした素材なので、キズや汚れを防ぐという機能性については申し分ない。これについては満点の星5つということでよいだろう。ズレた場合は剥がして貼り直せるのもよい。
また天板、タッチ操作に対応した天板のドーナツ状のエリアは、シールを貼り付けたからといって特にタッチの感度が下がることもなく、音量の調整が行える。この辺りは、スマホの表面に保護シールを貼るのと変わらない。
【デザイン性:★★★★☆】
もともとGoogle Home自体、そうメカメカしい外見ではないが、和室などに置くとなるとやや浮いてしまう。その点、本製品を使えば、なじみやすくなるのは間違いない。前述のベース(メタル、カッパー)を同時に交換してモノトーンの部分を取り除けば、さらに効果的だろう。
星1つマイナスとしたのは、天板がドーナツ状にぽっかりと空いていること、また天板と側面の接合部に隙間ができるという見た目だ。天板部分はLEDを表示させなくてはいけない以上やむを得ないが、接合部はもうひと工夫ほしかった印象だ。
【価格:★★☆☆☆】
本製品は直販サイトでの価格が3180円(税込)となっている。品質は高く強度も十分とはいえ、傷やほこりを防止するためのシールでこの価格というのは、Google Homeの本体価格とのバランスを考えても、やや不釣り合いという印象だ。
まだ発売されたばかりの製品で、これから値段が下がる可能性もあるが、前述の交換用ベースが3000円から入手可能(メタル、カッパーは4500円)であることを考えても、筆者の感覚的に2000円よりも上はちょっときついように思う。貼る際にミスをしてムダになる確率は低そうなのが、せめてもの救いだろうか。
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