Appleから10月に発表された新型iPad Proシリーズ。まさにフルモデルチェンジで、見た目や使い勝手、形状まで大幅な変更となり、まさにiPadの将来を占うベースモデルという仕上がりです。すでにiPadなどのタブレットを持っている人だけでなく、生まれ変わった「Smart Keyboard Folio」と併せて、持ち運べるPCを探している人も思わず食指が動いたのではないでしょうか。
製品の詳細や立ち位置などは本田雅一さんの連載や林信行さんの記事をご覧いただくとして、ここでは旧式iPadユーザーから見た新型iPad Proの魅力、乗り換えに値するか否かといったことを見ていきたいと思います。
コトのきっかけは、ある著者さんとの打ち合わせでした。
著者Yさん 「11型と12.9型の新型iPad Proを購入したので、前のモデルでやったように新しくなったキーボードも触ってみたいんですよね。「Smart Keyboard Folio」を。
編集T あ、それはいいですね。新型のキーボードは11型で税込み2万1384円、12.9型だと2万4624円もしますから、気軽に買うにはちょっとちゅうちょしますよね。ぜひ記事で取り上げましょう。Appleさんに貸し出し依頼をしてみます。
という流れを経て、即日編集部の担当者に貸し出し先を聞いてみました。
編集T 今、iPadの貸し出し担当の人を教えてよ。
編集G ああ、●●さんですよ。
編集T お、ありがとう。すぐ頼んでみますわ。
すぐさまメールで、新型iPad Proは2台あるので、11型と12.9型のSmart Keyboard Folio“だけ”を貸してくださいという旨の連絡をしたところ、返事はすぐに来ました。
●●さん Appleの●●です。iPadの担当は▲▲ですから知らせておきますね!
編集T !!
その▲▲さんからのメールも迅速でした。
▲▲さん Appleの▲▲です。キーボードだけだと評価が難しいと思うので、iPad Proも一緒にお送りしますね! 早速、手配しておきます!!
編集T !!
メーカーさんごとに貸し出しの手続きはさまざまですが、今のAppleさんはスマートに行えます。こちらはキーボード“だけ”で十分だったのですが、この段階で変更の手続きをお願いすると、発送プロセスを止めて新たにやり直す形になってしまため、今回は申し出通りに受け取ることにしました。
そして待つこと2日、実機が編集部に届きました。そう、新型iPad ProとSmart Keyboard Folioが2つずつです。もちろん、キーボードはそのまま筆者Yさんに発送し、なんと気がつけば手元にあるじゃないですか、新型iPad Proが。しかも2台です。11型と12.9型が。
このまま、編集部の倉庫に死蔵するという道もありますが、それでは編集者の名が廃ります。これはAppleからのクリスマスプレゼントだ、サンタさんからのプレゼントだとポジティブ思考で行きましょう。
だって、普段は4年選手(発売は2014年)の「iPad Air 2」と3年選手(同2015年)の「iPad mini 4」を使い倒していて、ちょうど乗り換えの機会を探っていたところだったりするわけで、まさに渡りに船。
そんな乗り換えを考えている方々のお役に立つ情報を、次回からお届けしたいと思います。
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