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デスクトップワークステーション向け新CPU「Xeon W-3300」登場 最大38コアでPCI Express 4.0は64レーン用意Ice Lakeベース

» 2021年07月30日 13時00分 公開
[井上翔ITmedia]

 Intelは7月29日(米国太平洋夏時間)、デスクトップワークステーション向けCPU「Xeon W-3300プロセッサ」を発表し、パートナー企業を通して供給を開始した。想定販売価格は949ドル(約10万4000円)からとなる。

Xeon W Xeon W-3300プロセッサ

Xeon W-3300プロセッサの概要

 Xeon W-3300プロセッサは、4月に発表されたサーバ/データセンター向けの第3世代Xeonスケーラブルプロセッサと同様に10nmプロセスの「Ice Lakeアーキテクチャ」を採用しており、機械学習ベースのAI(人工知能)の処理パフォーマンスを向上している。シングルソケット専用で、マルチプロセッサ構成には対応しない。

 メモリはDDR4-3200規格に対応し、最大4TB(512GB×8チャネル)まで搭載できる。ECC(エラー訂正機能)付きモジュールも利用可能だ。PCI Express 4.0バスは64レーン備えており、「Optane SSD P5800X」もサポートしている。

ラインアップ

 Xeon W-3300プロセッサのSKU(製品)は、以下の5種類となる。

  • Xeon W-3323(3.5GHz〜3.9GHz、12コア24スレッド、21MBキャッシュ、TDP 220W)
  • Xeon W-3335(3.4GHz〜4GHz、16コア32スレッド、24MBキャッシュ、TDP 250W)
  • Xeon W-3345(3GHz〜4GHz、24コア48スレッド、36MBキャッシュ、TDP 250W)
  • Xeon W-3365(2.7GHz〜4GHz、32コア64スレッド、48MBキャッシュ、TDP 270W)
  • Xeon W-3375(2.5GHz〜4GHz、38コア76スレッド、57MBキャッシュ、TDP 270W)
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