ドコモ、デジタルフォトフレームに写真を表示する「お便りフォトサービス」開始

» 2009年06月18日 17時52分 公開
[田中聡,ITmedia]

 NTTドコモは6月18日、ケータイやPCから送信した写真を「デジタルフォトフレーム(お便りフォトパネル)」に表示する「お便りフォトサービス」を7月1日に開始すると発表した。あわせて、対応機種のデジタルフォトフレーム「フォトパネル 01」を7月1日に発売する。

最大5Mバイトの写真や全角1080文字のメッセージを送信できる

 お便りフォトサービスは、ケータイやPCから送信した写真を専用のフォトフレームに表示するサービス。離れた家族などに手軽に写真を見せられるツールとして活用できる。送信できる写真のサイズは最大5Mバイト。「写真は専用のサーバを介して送信され、フォトフレームでは200Kバイトほどに圧縮された状態で受信する」(ドコモ広報部)という。

 フォトフレームには「xxx@otayori-docomo.com」という専用のメールアドレスが割り当てられ、ドコモケータイはもちろん、他社ケータイやPCからも写真を送信できる。ちなみに、ソフトバンクモバイル向けのフォトフレーム「Photo Vision HW001」では送信に電話番号を使うため、ソフトバンクやディズニー・モバイル端末から送信した写真しか受信できない

 フォトフレームあてには写真のほかに、メッセージの送信も可能。メッセージは件名が全角13文字、本文が全角1080文字まで送信できる。

 お便りフォトサービスの設定は、デジタルフォトフレームを購入した「管理者」が行う。フォトフレームあてには管理者のみが写真を送信できるが、管理者が「招待」すれば、ほかのユーザーもフォトフレームあてに写真を送信できるようになる。招待できる人数は最大23人。

photo 「お便りフォトサイト」管理者ページのイメージ

 管理者は、iモードとPC向けの「お便りフォトサイト」から、送信した写真の管理やスライドショーの設定などができる。毎月のパケット数が一定量に達した場合に、お便りフォトサイト上でお便りフォトパネルの通信を停止することも可能。お便りフォトサイトで管理者が利用できる設定は以下のとおり。

  1. お便りフォトパネルの新規登録/削除
  2. お便りフォトパネルへの写真の追加(送信)/削除
  3. お便りフォトパネルに表示されている写真の閲覧/回転/追加・削除
  4. お便りフォトパネルの参加者の招待/削除
  5. お便りフォトパネルの設定変更(スライドショー設定/ディスプレイの点灯・消灯・明るさ設定)
  6. 利用状況の確認と通信停止機能の解除
photo 「お便りフォトサービス」の仕組み

専用の料金プラン「定額ユビキタスプラン」を用意

定額ユビキタスプランの概要
定額ユビキタスプラン 金額
基本使用料(下限) 月額490円
基本使用料(上限) 月額9765円
無料通信分 月額84円
パケット通信料 1パケットあたり0.084円

 お便りフォトサービスの利用には、付加機能使用料として月額210円が発生するほか、専用の料金プランとして「定額ユビキタスプラン」が提供される。料金の下限は月額490円で、10万パケットまでは980円で利用でき、上限は9765円となる。パケット料金は1パケットあたり0.084円。

 ユーザーは、6月19日10時に開設予定の「お便りフォトスペシャルサイト(http://otayori.nttdocomo.co.jp/)」から、定額ユビキタスプランに申し込める。

 なお、「お便りフォトサービススタートキャンペーン」として、ドコモは2009年7月1日から12月31日まで、付加機能使用料を210円から無料に、定額ユビキタスプランの上限額を9765円から980円に割り引きするキャンペーンを実施する。

photo 通常の料金イメージ
photo キャンペーンの料金イメージ

想定販売価格は1万9800円――フォトフレーム「フォトパネル 01」

 お便りフォトサービスの対応機種として、タムラ製作所製の「フォトパネル 01」が7月1日に1000台限定で発売される。「通信モジュールを内蔵したフォトフレームはまだ普及していないので、まずはお客様の反応を見るために1000台に限定した」(ドコモ広報部)という。想定販売価格は1万9800円。バリューコースやベーシックコースは適用されず、一括で購入することになる。

 ドコモは「お便りフォトスペシャルサイト」で、6月19日10時から予約受付を開始する。「一部のドコモショップや量販店でも販売する予定」(同)。

photo タムラ製作所製の「フォトパネル 01」

 フォトパネル 01はFOMA通信モジュールを内蔵しており、FOMAエリアで写真やメッセージを受信できる。フォトパネル 01から写真やメッセージの送信はできない。写真のスライドショー表示や、時刻やカレンダーの表示も可能。本体の内蔵メモリは約200Mバイト。最大8GバイトのmicroSDHCを利用できるSDスロットと、USB2.0対応のUSB端子も搭載。タッチパネルには対応しておらず、前面と背面にあるボタンを使って操作する。

 このほか、フォトパネル 01を傾けると写真の向きが変わる傾きセンサーや、周囲の環境に合わせて画面が消灯・点灯する機能も備えている。

 FOMAカードはフォトパネル 01専用のものではなく、定額ユビキタスプランに契約すれば、ほかのFOMAカードをフォトパネル 01に挿入して使うこともできるという。

「フォトパネル 01」の主な仕様
機種名 フォトパネル 01
サイズ(幅×高さ×厚さ) 225×184.5×35.5ミリ(スタンド含まず)
重さ 約700グラム(ACアダプタ含まず)
ディスプレイ 8インチ SVGA(800×600ピクセル) TFTカラー液晶 6万5536色
操作部 照光赤色付きボタンスイッチ×1(前面)、ボタン×5(背面)
内蔵メモリ 約200Mバイト
保存ファイル数 約1000枚(1ファイル約200Kバイトの場合)
外部インタフェース SDメモリーカードスロット(対応規格:SD、SDHC)、USBタイプA端子(対応規格:USB2.0)
スライドショー設定 6種類(ワイプ/ブラインド/フェード(縦・横)/クロスフィード/ランダム)
対応可能ファイル形式 JPEG:Exif Ver.2.1準拠、JFIF、プログレッシブ対応
対応ファイル拡張子 ***.jpg、***.jpeg、***.bmp
センサー類 液晶タイマー、傾斜センサー、照度センサー
消費電力 最大約18ワット

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