クウジット、法隆寺宝物館で位置連動型iPhoneアプリの実証実験

» 2010年01月18日 14時08分 公開
[山田祐介,ITmedia]

 クウジットは1月18日、東京国立博物館の法隆寺宝物館内で利用できる、位置測位技術「PlaceEngine」を使ったiPhone 3GS向けアプリ「ロケーション・アンプ for 法隆寺宝物館」を発表した。2010年春の販売に向け、1月21日〜2月7日まで実証実験を行う。

 同アプリは、法隆寺宝物館に展示された7つの作品を、動画やユーザー参加型のコンテンツを交えて観賞できる博物館ガイドアプリ。無線LANの電波情報を使ってユーザーの位置を特定するPlaceEngineを活用し、フロアマップや作品ガイドがユーザーの位置と連動する。また、作品ガイド内でアンケートを募り、インタラクティブな情報収集を実施するほか、ユーザの操作や館内の移動を記録してサービスの改善に役立てるとしている。

photophotophoto 「ロケーション・アンプ for 法隆寺宝物館」の画面
photophoto フロアマップ(写真=左)はユーザーの位置と方向に連動する。端末上で作品に関するアンケートも実施(写真=右)

 実証実験の参加は無料(当日の入館料は必要)で、法隆寺宝物館内の専用カウンターでアプリをインストールした実験専用のiPhone 3GSを貸し出す。


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