Google、「Nexus One」のWeb直販を終了へ

» 2010年05月15日 19時47分 公開
[ITmedia]

 米Googleは5月14日(現地時間)、オリジナルブランドのAndroidスマートフォン「Nexus One」のオンラインストアでの直販を終了し、今後は提携するキャリアの小売店舗を通じてのみ販売するという計画を発表した。米国でのNexus Oneの販売は、このオンラインストアでのみ行っていた。

 同社は1月のNexus One発売の際にオンラインストアを立ち上げ、将来的にはAndroidベースのほかの端末もこのストアで販売するとしていた。だが、他社のAndroid端末より新しいOSおよびほかの端末にはない機能を搭載したにもかかわらず、売り上げは伸び悩んでいた(「Nexus One、初代iPhoneの100万台突破期間の販売台数は13万5000台――米Flurry調査」)。

 GoogleでAndroid開発の責任者を務めるアンディ・ルービン氏は公式ブログで「Android端末は世界で予想を上回る勢いで普及したが、Webストアはそうはなっていない。多くの人は携帯電話を買う前に実際に端末にさわりたいものだし、サービスプランに多様な選択肢を求めていることは明らかだ」と語り、今後は各国で提携する通信キャリアの小売店舗を通じてNexus Oneを販売することにしたという。英国では既に4月から、英Vodafoneが同端末をオンラインおよび小売店で販売しており、現在本体は無料だ。Vodafoneはフランス、ドイツ、イタリア、オランダ、スペインでもNexus Oneを販売する計画。

 米国では、SIMロックフリー版と米T-Mobileとの2年契約付きをオンラインストアで販売している。SIMロックフリー版はAT&Tの3Gにも対応しているが、別途SIMカードを購入する必要がある。また、米Verizon版および米Sprint版の販売を計画していたが、いずれのキャリアも「既にNexus Oneと同等の機能を持つAndroid搭載機を販売している」という理由で中止になった。

 Googleはオンラインストアの閉店後、同サイトをAndroid搭載端末を紹介するための“ショーウィンドウ”として使っていくとしている。

企業向け情報を集約した「ITmedia エンタープライズ」も併せてチェック

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年08月08日 更新
  1. NHK受信料パトカー・消防車から徴収問題、猛反発を受け「検討を進めていく」と会長 (2026年08月07日)
  2. ドコモが念願の増収増益に好転 「ドコモMAX」好調も後押し、今後は“ロイヤルユーザー”を重視 (2026年08月06日)
  3. まだ「つながりにくい」声ある“ドコモ通信品質問題”の現在地 前田社長が明かす「道半ば」の詳細解説 (2026年08月06日)
  4. 楽天モバイルのローミングは「予定通り9月末に終了」 ただし「ルーラル限定で継続」の可能性も (2026年08月07日)
  5. なぜ? カーナビが「NHK受信料」対象になるワケ 課金されるケースと徴収を免れる方法 (2025年04月15日)
  6. 「NHK受信料の値上げは検討していない」――会長が明言 スクランブル化を求める声絶えず (2026年08月07日)
  7. KDDIが値上げしても解約率が低下した理由 au、UQ mobile、povoを循環させ「脱・販促費競争」へ (2026年08月07日)
  8. 元グループ会社が「ドコモの銀行」になった不満を吸収? SBI新生銀行が「SBIの銀行」として最大5.2万円のキャッシュバックキャンペーンを開催 (2026年08月05日)
  9. 東海道・山陽・九州新幹線の「EXサービス」に複数のサービス改訂 「ご利用票」のスマホ表示などを9月から順次開始 (2026年08月06日)
  10. スマホの「エアコン冷却」がダメなワケ 猛暑日にやりがちな“水没”の危険性と正しい冷やし方 (2026年08月06日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー