調査リポート
» 2011年05月18日 15時20分 UPDATE

調査リポート:モバイルデータ通信の顧客満足度、NTTドコモがトップに

日経BPコンサルティングが行ったモバイルデータ通信の顧客満足度調査で、NTTドコモがトップを獲得。通信エリアに対する満足度の高さが際立っている。

[ITmedia]

 日経BPコンサルティングが、モバイルデータ通信端末に関する満足度調査の結果を発表した。通信エリアに対する満足度の高さが際立っているNTTドコモがトップを獲得。同社は3年連続でトップとなった。

 3回目となる今回の調査では、過去2回の調査と同様、「通信エリア(屋外)」「通信エリア(屋内)」「データ通信速度」「通信品質(接続までの時間)」「通信品質(通信中の切断)」「端末の価格」「端末の性能/機能/使いやすさ」「端末デザイン/サイズ」「利用できるアプリケーション」「月額利用料金」「料金プラン/割引サービス」「データ通信定額制」「販売店・ショップ店員の対応」「アフターサービス・サポート」の14項目に、「総合満足度」を加えた15項目を取り上げている。満足度は「非常に満足」「どちらかといえば満足」「どちらかといえば不満」「不満」の4段階で評価。対象とした事業者はNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・モバイル、ウィルコム、UQコミュニケーションズの6社となる。

 各満足度をスコア化すると、NTTドコモが「総合満足度」を含めた15項目中8項目で満足度1位を獲得した。同社は総合満足度で、昨年、一昨年に続き3年連続でトップとなった。屋内外での通信エリアに対する満足度の高さが際立っており、通信品質や、顧客対応度の尺度である「店員の対応」「アフターサービス・サポート」でも他の事業者と比較して高い満足度を獲得している。

 総合満足度で第2位となったのはUQコミュニケーションズで、「データ通信速度」「端末のデザイン/サイズ」「利用できるアプリケーション」「データ通信定額制」の4項目でトップを獲得。特に「データ通信速度」に関する満足度の高さは、昨年に続き他キャリアと比較して突出している。

 KDDIはエリア面、品質面については、NTTドコモに次いで満足度が高かったが、その他の項目は全体の平均レベルより低い評価が多かった。WiMAX/EV-DOのハイブリッドデータ通信端末の提供を開始したものの、端末に対する評価が低く、同端末の専用利用料金の高さが影響したためか、料金面の満足度も高くはなかった。

 ソフトバンクモバイルは昨年と同様、エリア面、品質面の満足度が平均よりも低かった。イー・モバイルは「端末価格」の満足度は1位だったが、昨年と同様、「データ通信速度」と「料金」に対しての満足度が低調。ウィルコムは「月額利用料金」「料金プラン/割引サービス」で満足度第1位を獲得した。ウィルコムと契約しているユーザーの選択理由は料金の安さということもあり、料金面での満足度は他のキャリアよりも高い傾向が見られた。


 今回の調査は3月17日から同22日まで、データ通信端末所有ユーザー2713人を対象に実施している。

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