スマホ女性ユーザーの4割、「OS分からない」調査リポート

» 2011年07月29日 23時39分 公開
[ITmedia]

 メディアインタラクティブの調査で、OSにこだわらない層もスマートフォンを使い始めていることが分かった。端末ラインアップが拡充し、初心者向け端末や女性向け端末も増えていることから、スマートフォンユーザーのすそ野が急拡大しているとみられる。

 調査によるとスマートフォンのシェアは17.3%。スマートフォンの非所有者に購入予定を聞くと、「すぐにでも購入したい」という回答が5.0%、「今の携帯の契約期間が終了したら検討」が12.3%、「次の新機種が出たら検討」が8.0%、「今年中に検討」が14.9%と、4割以上のユーザーが購入意欲を示している。

 スマートフォンの利用者に端末のOSを聞くと、Androidが41.2%、iOSが25.0%、Windows Mobileが3.9%、BlackBerryが2.9%となった。女性ユーザーは、4割がOSについて「分からない」と回答しており、OSにこだわらない層もスマートフォンを使い始めていることが分かる。

 スマートフォンに欲しい機能を複数回答形式で聞くと、「長寿命のバッテリー」という回答が68.6%で最多となった。以下「防水機能」が47.1%、「電波の向上」が43.1%、「ワンセグ」が39.7%、「高速通信」が37.3%、「高性能カメラ」が36.8%、「おサイフケータイ」が34.8%と並んだ。

 現在使っているスマートフォンの満足度は、「大変満足している」が11.8%、「やや満足している」が54.4%となり、65%以上が満足していることが分かった。買い換える際には、「Android端末」にしたいという回答が37.7%で最多となり、第2位で19.6%の「iOS端末」を大きく引き離した。他方で「特に希望はない」というユーザーも31.9%に達している。


 この調査は、メディアインタラクティブが7月26日から同28日にかけて、同社が運営するアンケートサイト「アイリサーチ」の登録モニターを対象に実施したもので、有効回答数は1181人。

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