より大規模なコラボが可能に――無料グループウェア「SkyDesk」に有料サービス

» 2012年02月29日 16時09分 公開
[ITmedia]

 富士ゼロックスは、同社が提供する中小企業向けクラウド型ビジネスコミュニケーション支援ツールの「SkyDesk」向けに、有料サービスの提供を開始した。名刺の登録枚数やメールボックスの容量を増やせるようになるほか、管理者がより多くのメンバーを管理下において活用できるようになる。

 SkyDeskは、メールの送受信やスケジュール管理、文書閲覧、顧客情報管理、名刺管理など、中小企業の業務や短期のプロジェクトなどで必要とされるビジネスアプリをクラウドで提供するサービス。ユーザーインタフェースは外出先でも使いやすいよう、スマートフォンやタブレット端末に最適化されている。

Photo 名刺はスマートフォンの内蔵カメラで撮影すると、自動でテキスト化して連絡先に登録される

 これまで提供してきた無料版では、登録メンバーに各種の利用権限を設定するような使い方をする場合、組織に登録できるユーザーは3人まで、組織内で形成できるグループの数は3グループまでに制限されていた。新たに提供する有料サービスでは、より大規模な組織で利用できるよう機能を強化し、組織の登録人数を最大300人まで、組織グループの最大作成数を30グループまでに拡大した。

 メールボックスの容量は「SkyDesk Mail スタンダード 10Gバイト」(2100円/6カ月)と「SkyDesk Mail スタンダード 15Gバイト」(3150円/6カ月)の2種、名刺の登録枚数は最大1000枚までの「SkyDesk Cards プロフェッショナル」(3150円/6カ月)を新たに提供する。なお、名刺は1組織グループあたり3000枚まで共有可能だ。

 同社では、SkyDesk Cards プロフェッショナルを15日間、無料で試用できるトライアル版を提供。試用期間中に登録した名刺は終了後も消去されないが、新規の登録はできなくなる。

photo SkyDesk Mobile
photo SkyDesk Cards
photo SkyDesk Docs

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