一方で、豊かな食材など、日本のコンテンツの素晴らしさもあらためて見いだしたという。新型コロナの感染が落ち着いたときには、和牛をはじめとする日本の食材が、再び世界から脚光を浴びると信じている。ワールドツアーがキャンセルになったことで、浜田は堀江とともに国内の食材、酒やレストランを探す旅を続けているという。これまでに、富山、金沢、能登、糸島、八女、久留米、北九州、宮崎、広島、盛岡に足を伸ばして、地元の名産を発掘しWAGYUMAFIAのビジネスに融合できないかを考えている。
「日本にはこれだけ豊かな食材があって、全国津々浦々に食材をめぐるストーリーがある。この食のコンテンツは、フランスやスペイン、イタリアなどにも負けていません。いまは大変な環境ですけど、僕の姿勢はポジティブですね。和牛を世界に知らしめて、WAGYUMAFIAを世界一のブランドにする考えは変わっていません。
まだ時期は分かりませんが、コロナが落ち着いたときに、日本はチャンスだと思います。インバウンドが解禁されたら、日本に殺到するでしょう。海外にいる友人のシェフたちは、『日本に住みたいから、日本語の勉強を始めた』なんて言っています。日本はコロナの影響があっても、社会が安定しているからではないでしょうか。
ただ、東京でコロナの影響がなくならない限り、日本はいい状態にはならないと思います。その時期がいつになるのかは分かりませんが、WAGYUMAFIAの存在意義を考えながら、生き永らえていきたいですね」(了)
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