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製品拡充の2002年、そして成果は2003年にスチーブンソン 2002年は製品の拡充、そして「BEA Developers Conference」の開催、「BEA WebLogic Platform 7.0J」の出荷による今後の展望を明らかにするなど、BEAにとって躍進の年でした。今後を左右するBEA WebLogic Platformが生まれた年でもあります。 BEAがWebアプリケーションプラットフォームを業界へ掲げ出したのが2001年です。その当時は国内で支持表明を行うベンダーは少なく、疑問視する見方がほとんどでした。しかし、その後の1年は各社による過当競争が激化し、現在は有数なプレーヤによる支持表明をいただき、業界全体のまとまりが見えてきたというのが実状です。 業界の移り変わりを振り返りますが、2001年は、ユーザーインターフェイスにフォーカスを当てたポータル構築がホットな話題でした。2003年は、システムをインテグレーションする流れへと移っていくでしょう。BEAであればWebLogic Platformが軸となっていくわけですが、この製品ではポータル向けのBEA WebLogic Portalと、B2B統合機能を提供するBEA WebLogic Integrationが合わさっています。すでに利用されているベンダーでの例を見ると、まずそれぞれの機能を利用するというシンプルな構築から着手し、段階的に積み上げていくと言われています。 このようなWebサービスで行うとした場合、従来であればSOAP、WSDL、XMLなどに精通しなければならなかったわけです。しかし、これらの必要性は軽減されたこともあり、従来のシステムをWebサービスで統合するというインテグレーションビジネスが見えてきたのです。 ZDNet 最初に第2四半期から見通しが明るくなってきたと言われましたが、この理由は何からでしょうか? スチーブンソン BEAの場合では、2002年の第2四半期(5〜7月)から今後の展開が明らかになってきました。これには新たなコンセプトに沿った製品を投入したことが大きく関わります。そして、前でも触れたように有力なプレーヤが協調し、今後のJ2EEアプリケーションにおけるビジョンを示し始めたことも大きいでしょう。 BEAでは、7月にデベロッパーズカンファレンスを開催し、BEA WebLogic Serverの優位性を幅広い開発者へアピールしました。2002年は、どちらかというと開発者向けのイベントが多かったのです。以降、製品は多様化され、BEAでは9月に発表したWebLogic Platform 7.0(日本語版)により今後を再認識する形となっています。 [聞き手:木田佳克,ITmedia]
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