脱炭素:
日本製鉄やレゾナックらが共同でCO2からグリシン一貫製造の技術開発を本格化
レゾナック、日本製鉄、日鉄エンジニアリング、富山大学の4者は、製鉄所や火力発電所などから排出されるCO2由来のグリシン製造技術やプロセスの開発に向けて取り組みを本格化する。(2025/6/16)
研究開発の最前線:
従来の100万倍高速でガラス基板にレーザー加工 次世代半導体に貢献
AGCは、東京大学 講師の伊藤佑介氏や特任助教の張艶明氏らとAGCの研究グループが、ガラスなどの透明材料を従来の100万倍の速度でレーザー加工できる新しい手法を発明したと発表した。(2025/6/16)
製造マネジメントニュース:
国内のバイオプラスチック販売量、2030年に8万1015tに拡大
矢野経済研究所は、国内外のバイオプラスチック市場に関する調査結果を発表した。国内のバイオプラスチック販売量は、2021年の4万2000トン(t)から、2030年には8万1015tに伸びると予測している。(2025/6/16)
材料技術:
植物原料からブタジエンやイソプレン プロセス開発の研究棟を新設
日本ゼオンは、ゼオンケミカルズ米沢の敷地内に、植物原料由来の原料製造プロセスを開発する研究棟を新設したと発表した。(2025/6/11)
「建築物のライフサイクルカーボン削減に関する関係省庁連絡会議」:
建築物のライフサイクルカーボン削減へ 2028年度のLCA制度開始に向けたロードマップ
建築物の建設から使用にいたる全工程の脱炭素化に向けて、政府は「建築物のライフサイクルカーボン削減に関する関係省庁連絡会議」を設置。2028年度の開始を予定している建築物のライフサイクルアセスメント(LCA)制度に向け、各種施策のロードマップを公開した。(2025/5/23)
Wired, Weird:
半導体用温調器修理の経験が生きる! アナログ回路のノイズ対策
半導体製造関連の温調器を13年ほど修理してきた筆者は、このアナログ機器の温調器修理経験を買われて知人から依頼された農業関連の技術支援も始めた。今回は、高精度な農作物の自動計量器の精度を維持するために重要なノイズ対策について解説する。(2025/5/26)
製造マネジメントニュース:
レゾナックが減収もコア営業利益は増益 AI半導体向け後工程材が好調
レゾナック・ホールディングスは、2025年度第1四半期(1〜3月)の売上高が前年同期比0.3%減の3211億円で、営業利益は同51%減の139億8200万円となった。営業利益から非経常的な要因により発生した損益を除外したコア営業利益は同55%増の148億円を記録した。(2025/5/22)
加速するデータ共有圏と日本へのインパクト(7):
米国「MOBI/CESMII」と中国「可信数据空間」、米中両国のデータ共有圏の現状は
欧州を中心にデータ共有圏の動向や日本へのインパクトについて解説する本連載。第7回は、米国の「MOBI/CESMII」と中国の「可信数据空間」など、米中両国の取り組みを紹介する。(2025/5/20)
既に採用例も:
信頼性/強度を高めたパワー半導体向け放熱材料 新技術に注力する太陽HD
太陽ホールディングスと、同社の子会社でエレクトロニクス事業を担う太陽インキ製造は、エレクトロニクス事業の戦略と新製品である次世代放熱ペースト材料についての説明会を開催した。(2025/5/21)
Merkmal:
伊藤忠が「ビッグモーター買収」 衝撃ニュースの背景にあったこれだけの理由
100年に一度の変革期に揺れる自動車業界。その渦中で伊藤忠商事が約600億円でビッグモーター(現・WECARS)を買収した。電動化や新興国進出、AI活用による供給網改革まで、総合商社の次なる成長戦略を読み解く。(2025/5/17)
ティラノサウルスの革で作る高級アイテム 欧米企業野心も研究者は「ファンタジー」
遺伝子操作で現代によみがえった恐竜の暴走を描くSF大作「ジュラシック・パーク」と「ジュラシック・ワールド」シリーズ。映画でも中心的な恐竜として描かれ、人気が高いのはティラノサウルス(T-レックス)だ。化石を元にその革を作成し、アイテムを作るという計画が持ち上がっている。研究者は作成に必要なDNAがないとして懐疑的だが、計画を打ち出した欧米企業は年内生産へ野心を燃やしている。(2025/5/13)
創業200周年を迎える化学品専門商社が、月間約500時間の業務削減を実現できたワケ
Sansanが、営業DXサービス「Sansan」の活用事例とその成果を発表した。(2025/5/9)
苔で緑一色だった壁→洗浄機できれいにしたら…… 姿を現した“本当の色”に 「鳥肌たった」「信じられないほど満足」【海外】
まるで異世界ファンタジーの世界。(2025/5/8)
脱炭素:
住友林業とレンゴーがバイオエタノール生産で協業 建設現場の木くずを活用
住友林業とレンゴーは木質由来のバイオエタノールの生産に関して基本合意書を締結した。(2025/4/28)
Innovative Tech:
“太陽系外生命”の有力な証拠 英ケンブリッジ大学などが発見 「人類は宇宙で孤独なのか?」
英ケンブリッジ大学や米宇宙望遠鏡科学研究所などに所属する研究者らは、太陽系外の惑星において生命活動の可能性を示す有望な兆候を検出した研究報告を発表した。(2025/5/1)
製造マネジメントニュース:
ランクセス2024年通期業績は減収増益 コスト削減施策が貢献
ランクセスは、東京都内で記者会見を開き、2024年通期業績および2025年の事業活動や業績見通しを説明した。(2025/4/21)
マテリアルズインフォマティクス:
PFCCとENEOSが協業 データセンター向けの液浸冷却液をAIで探索
Preferred Computational Chemistryは、データセンター向けの潤滑油や液浸冷却液の材料探索を加速するため、ENEOSと協業する。AI技術を用いたPFCCの汎用原子レベルシミュレーターを活用し、材料設計の最適化を目指す。(2025/4/16)
製造マネジメントニュース:
旭化成が新中計で営業利益目標2700億円を策定 トランプ関税の影響とは?
旭化成は2025〜2027年度を対象とした「中期経営計画2027〜Tralblaze Together〜」を発表した。(2025/4/11)
材料技術:
PFASフリーダイヤフラム弁の実証実験開始 複数の水処理装置を活用
栗田工業は、旭有機材と共同で、PFASフリーのエンジニアリングプラスチック材を使用したダイヤフラム弁の実証実験を2025年春に開始する。(2025/4/8)
DSゲームだけで国家資格を取ろうとした結果…… 衝撃のラストに62万再生「泣けてくる」「エグすぎ!」
危険物取扱者乙種4類に挑戦。(2025/4/7)
製造マネジメントニュース:
産業データ連携に必要な「信頼性」とは? 経産省がウラノス基盤拡張で報告書
経済産業省は、信頼性のある産業データ連携の実現に向け、日本版データスペース「ウラノス・エコシステム」におけるトラスト確保の報告書を公開した。自動車の蓄電池や化学物質管理などのユースケースを基に、リスク要因と対応策などを整理している。(2025/4/2)
カーボンニュートラル:
山形県酒田市の「いろは蔵パーク」に鹿島建設らのカーボンリサイクル製品を導入
鹿島建設や出光興産などは、山形県酒田市の商業施設「いろは蔵パーク」にCO2を吸収したコンクリートブロックなどのカーボンリサイクル製品を導入した。(2025/4/1)
リサイクルニュース:
混合プラから基礎化学品製造のケミカルリサイクル技術 開発が本格始動
レゾナックとマイクロ波化学は、「混合プラスチックから基礎化学品を製造するケミカルリサイクル技術の開発」を2025年3月に本格始動した。(2025/3/31)
工場ニュース:
900℃の赤熱外筒でスポンジチタンを製造! 茅ヶ崎工場の作り方を披露
東邦チタニウムは、神奈川県茅ヶ崎市の茅ヶ崎工場で見学会を開催し、同工場の概要やスポンジチタン製造工程の一部を紹介した。(2025/3/26)
人気キッズ服ブランドのシャツに「ホルマリン」混入 本来は使われず…… 「深くお詫び」自主回収を実施中
全カラー・全サイズを自主回収。(2025/3/24)
真っ黒な液体→透明な皿に注いだ瞬間……! 鳥肌ゾワッな実験が1972万再生「ヴェノムみたい」
なんだか精巧な芸術作品を見ているよう……(2025/3/21)
人気キッズ服ブランドのシャツから基準値超えの化学物質検出…… 使用中止呼びかけ「深くお詫び」
1月から販売の商品。(2025/3/19)
オレンジ色の粉末に火を点けると…… “不思議な”実験結果に反響「神秘的な芸術」「美しい!」【海外】
化学って面白い。(2025/3/18)
現場の事業被害から考えるリスクベースのセキュリティ対策とは?:
PR:元プロセス製造業エンジニアが解説!「実効性のある」OTセキュリティ対策の手順
DXの進展に伴いセキュリティリスクが増大しているプロセス製造業。法改正による対外的な説明責任にも対応しながら、現場のオペレーション視点で実効性のあるOTセキュリティを進めるためのポイントを解説する。(2025/3/18)
Innovative Tech:
食べている“味”を無線送信→遠くにいる人の口腔内で“同じ味”復元 ケーキや目玉焼きで成功 米国チームが発表
米オハイオ州立大学などに所属する研究者らは、物理的に離れた場所にいる人と味を共有するシステムを提案した研究報告を発表した。(2025/3/10)
第9回 JAPAN BUILD TOKYO:
アプリを使わずQRコードで建機を点検管理 1現場15時間を時短する「Arch安全セーフティ」
建設現場では、建機や機械類の定期的な点検が欠かせない。Archの「Arch安全セーフティ」は、日々の始業前や月例で行う点検作業をQRコード管理し、点検業務で1現場あたり、平均15時間の時間削減が実現する。(2025/3/7)
福田昭のデバイス通信(490) 2024年度版実装技術ロードマップ(10):
バイオとデジタルの融合が未来のバイオセンサを創る
今回からは「2.2.2 バイオテクノロジーとデジタルテクノロジーの融合」の概要を紹介する。この項目は、「2.2.2.1 次世代シーケンサと血糖値センサ」「2.2.2.2 バイオセンサ」の2つのパートで構成される。(2025/3/5)
リサイクルニュース:
三菱ケミカルGが化粧品容器の資源循環型モデル構築に向け、アルビオンと協業
三菱ケミカルグループは、化粧品容器の資源循環型モデル構築を目指し、高級化粧品の製造/販売を行うアルビオンとの協業を開始する。(2025/3/4)
加速するデータ共有圏と日本へのインパクト(6):
グローバル連携の下で広がる製造業のデータ共有圏「Manufacturing-X」とは?
欧州を中心にデータ共有圏の動向や日本へのインパクトについて解説する本連載。第6回は、製造業のデータ共有圏であるManufacturing-Xを紹介する。(2025/2/26)
「アジャパー・シナジー」セミナーレポート(2):
誰も知らない業務プロセスと89部署の調整役 大企業の旭化成がアジャイルで直面した現実とは
アジャイル開発において「少数精鋭」というのは重要な要素だ。一方、その開発対象が全社となると管理的にもリソース的にも少数では対応しきれないことが出てくる。グループ会社を合わせれば、関係部署が100を超える旭化成はこの課題をどう解決したのか。(2025/2/26)
脱炭素:
出光興産と三菱電機がバイオプラの家電製品への活用に向け連携
出光興産と三菱電機は、家電市場におけるバイオマス製品の普及を目指し、バイオマスプラスチックの家電製品への使用に向けた連携を開始する。(2025/2/25)
FAニュース:
AIを活用し状態が複雑に変化する化学品製造工程の自動運転に成功
日本触媒とNTTコミュニケーションズは、プラントの自動運転を実現するNTTコミュニケーションズのシステム「AI Autopilot System」を活用し、これまで困難とされてきた状態が複雑に変化する化学品製造工程の自動運転に成功したと発表した。(2025/2/20)
組み込み開発ニュース:
MEMSベース超音波トランスデューサー向け一体型デバイス、ノイズレベルは20分の1
Infineon Technologiesは、MEMSベースの超音波トランスデューサー向け一体型ワンチップデバイスを発表した。精密加工した半導体ダイヤフラムを用いて超音波を送信、検出する。(2025/2/19)
製造マネジメントニュース:
レゾナックが半導体/電子材料の販売が好調で増収増益 黒字にV字回復
レゾナック・ホールディングスの2024年12月期通期連結業績は、売上高が前年同期比7.8%増の1兆3893億円で、前年同期に営業利益、経常利益、当期純利益が全て赤字となっていた状況から黒字回復を果たしたと発表した。(2025/2/17)
真のデジタル活用へ:
PR:脱サイロ化が急務のプロセス製造業 目指すは製造領域でのデジタルスレッド
データ連携もままならない、断絶されたシステムでの運用を続けていては、新たな環境規制への対応や顧客ニーズの多様化などのビジネス課題をクリアすることはできない。特殊化学品などを扱うプロセス製造業は今まさに岐路に立たされている。(2025/2/14)
エコなAIチップ製造への道【後編】
環境に優しい「AI半導体」を実現するための施策7選
希少資源の枯渇や電子ごみ問題など、AIチップ製造は環境面での課題を抱えている。環境負荷を減らしたAIチップ製造を実現するために必要な取り組みとは。(2025/2/14)
化学物質を高い時空間分解能で計測:
半導体センサーで脳機能解明が可能に? 生体分子の動態を可視化
豊橋技術科学大学は、2種類の化学物質を面で捉え、高い空間分解能で可視化計測ができる「半導体イメージセンサー」を開発したと発表した。脳機能の解明などが可能になるとみている。(2025/2/6)
エコなAIチップ製造への道【前編】
AIブームの陰で過熱する「AI半導体」の“深刻なごみ問題”とは?
AIチップの需要が急上昇している中、その裏で深刻化するのが使用済みチップの処理問題だ。なぜAIチップのリサイクルは難しいのか。その実態に迫る。(2025/2/7)
プロトタイプ製作も完了:
半導体製造でのPFASを除去 3年以内の商用化目指す米国研究者
イリノイ大学アーバナシャンペーン校で化学工学を研究するXiao Su氏のチームは、電界駆動でPFASを除去できるナノろ過技術を発表した。チームは商用化を目指していて、ベンチャーキャピタルや半導体メーカーが関心を寄せているという。(2025/1/31)
日立の新成長エンジン「コネクティブ」の全貌(5):
インダストリアルデジタルBUが日立全体のケイパビリティーを高める「のりしろ」に
日立の製造業としての側面を色濃く残すコネクティブインダストリーズ(CI)セクターに迫る本連載。第5回は、CIセクターをはじめ日立の“強い”プロダクトを中核とした「トータルシームレスソリューション」の推進役であるインダストリアルデジタルBUをクローズアップする。(2025/1/31)
Innovative Tech:
1型糖尿病が治る? 自分の幹細胞から作った膵臓の細胞を移植→75日後インスリンなしの生活に 中国チームが発表
中国の南開大学などに所属する研究者らは、1型糖尿病の新たな治療法として、患者自身の細胞から作製した膵臓の細胞を移植する臨床研究の成果を示した研究報告を発表した。(2025/1/29)
PR:化学業界特化型のPIMで一元管理された製品情報を顧客へ提供
(2025/1/29)
銅メッキの硬貨をゴールドに変える!? ワクワクする化学実験の結果が興味深い
これが本物の金だったら……。(2025/1/24)
GHGベースでの企業活動の見える化へ:
PR:Scope3、CFP算定から始まる気候変動対策 信頼性高い2次データがもたらすもの
温室効果ガス削減への要求が強まっている。製造業ではサプライチェーン全体での削減が強く求められているが、その第一歩として必要な温室効果ガス排出量の把握を適切に行うのは困難だ。その中でどのように対策を進めていくべきだろうか。(2025/1/27)
リサイクルニュース:
レゾナックが使用済みプラスチックや繊維の循環型事業モデルを立ち上げ
レゾナックは使用済みプラスチックや繊維の循環型事業モデル「CirculaC(サーキュラック)」を立ち上げた。(2025/1/22)